将棋最年少棋士の藤井四段が25連勝!しかし、過去の歴代連勝記録と比較してみると...

By




スポンサードリンク


たびたび、本ブログでも取り上げさせて頂いている
将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段
(14)
についてですが、先日ついに歴代単独2位
なる25連勝を達成しましたね!

14歳・藤井聡太四段、歴代単独2位の
25連勝…4日で5勝の快進撃


これで、あと3勝すれば、いよいよ歴代最多記録で
ある「28連勝」に並ぶ訳ですが、今後藤井四段が
どこまで記録を伸ばすことが出来るのか、非常に
注目されるところです。

YOU71_syougikaku_TP_V_201706140450291dc.jpg 

今回は、「25連勝」の達成をひとつの節目として、
今まで連勝を積み上げて来た藤井四段の対戦成績
過去の歴代連勝記録の中からの一つをピックアップ
して比較検討してみたいと思います。

 藤井聡太四段の連勝戦績一覧  ↓ 

将棋・藤井聡太四段、連勝記録「25」
に更新 最多記録「28」まであと3勝


 連勝記録ベスト10 ↓ 

歴代ベスト記録・ランキング
|日本将棋連盟


過去の歴代連勝記録の中で比較検討する題材として
今回ピックアップするのは、塚田泰明六段(当時)
の22連勝


その他の連勝記録(例えば羽生・丸山の連勝記録)
については、肩書・実力面からみて、勝って当然と
思われるため、比較検討の対象外とします。

塚田先生といえば、当時「塚田スペシャル」という
戦法を引っさげ、1986年度に公式戦22連勝という、
当時では前人未到の記録を樹立した訳ですが、将棋
が大好きだった私は、その時の塚田先生の活躍ぶり
をリアルタイムで見ていてかなりの衝撃でした。

実は、私は藤井四段の対局棋譜を、これまで1度も
並べたことがありません。なぜならば、将棋を何も
知らぬマスコミが大げさに騒ぎ立てているのに嫌気
がさしているのもあるし、四段に昇段し晴れて棋士
(プロ)
になった者に勢いがあるのは、当然のこと
だからです。

これほどの連戦連勝を積み重ねて、たしかに将来を
期待される「天才」の1人には間違いありません。
しかし、彼が「本物」になるためには、今後の努力
次第でしょう。

彼の対局内容に興味が持てない、さらなる理由は、
塚田先生が22連勝をあげた当時の、内容・舞台・
対戦相手が素晴らしいもの
であり、それと比べる
と、藤井四段の方はどうしても見劣りしてしまう
ためです。

塚田泰明六段(当時) 22連勝の戦績
連勝対 局 日棋 戦相 手手番
11986年6月6日第45期
順位戦
B級2組
1回戦
加藤博二
21986年6月30日
第36回
NHK杯戦
本戦 1回戦
土佐浩司
31986年7月7日第5回
全日本プロ
1回戦
田辺一郎
41986年7月11日第45期
順位戦
B級2組
2回戦
長谷部久雄
51986年7月28日第5回
全日本プロ
2回戦
富岡英作
61986年8月8日第17回
新人王戦
4回戦
小林宏
71986年8月22日第36期
王将戦
挑戦者決定
リーグ戦
1回戦
中原誠
81986年8月25日第36回
NHK杯戦
本戦
2回戦
高橋道雄
91986年9月5日第45期
順位戦
B級2組
3回戦
丸田祐三
101986年9月12日第28期
王位戦
予選
1回戦
石川陽生
111986年9月16日第17回
新人王戦
準決勝
高橋道雄
121986年9月18日第36期
王将戦
挑戦者決定
リーグ戦
2回戦
米長邦雄
131986年9月22日第5回
全日本プロ
3回戦
森雞二
141986年10月3日第45期
順位戦
B級2組
4回戦
桜井昇
151986年10月8日第17回
新人王戦
決勝
第1局
脇謙二
161986年10月14日第5回
全日本プロ
4回戦
羽生善治
171986年10月17日第17回
新人王戦
決勝 第2局
脇謙二
181986年10月20日第36期
王将戦
挑戦者決定
リーグ戦
4回戦
森雞二
191986年10月24日第45期
順位戦
B級2組
5回戦
北村昌男
201986年11月4日第17回
新人王戦
記念対局
中原誠
211986年11月7日第28期
王位戦
予選
2回戦
佐藤大五郎
221986年11月14日第26期
十段戦
予選
1回戦
小堀清一

塚田先生があげた22連勝の凄いところは、順位戦や
王将戦の挑戦者決定リーグ戦、さらに、新人王戦の
準々決勝から決勝三番勝負までが含まれており優勝
していること。

そのほか、対戦相手のほうもそうそうたるメンバー
ばかり。勝ち星の中には、超一流の中原誠に2度も
勝利をあげたほかに、同じく超一流の米長邦雄や、
実力者の羽生善治、森雞二など。

今の目で見ても、「六段」という肩書で活躍した
内容としては後にも先にも類のないほどで、最高
のものだったと言えるのではないでしょうか。

藤井四段に本当の真価が試されるのは、順位戦を
駆け上がり、タイトルホルダーや一流棋士と対等
の地位に肩を並べた時。

YOU78_kuzushisyougi_TP_V.jpg 

今後のさらなる活躍を、これからも見守って行き
たいと思います。

 本 <将棋 ランキング ↓ 




関連記事

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply