将棋の藤井四段が27連勝!記録更新の一局を直感講評

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将棋の藤井四段が連勝記録を「27」に更新!
ニュースを観たのですが、プロデビュー後に公式戦
で負けなしの連勝を続け、プロ将棋界歴代連勝記録
第2位となる26連勝を継続中の将棋最年少棋士
藤井四段(14)が、本日行われた第11回朝日杯
将棋オープン戦の一次予選で藤岡隼太アマを107
手で下し、自身の記録を「27」に更新すると共に
歴代記録1位の28連勝まであと1勝としました。

藤井四段が27連勝 歴代1位まであと1勝
次は21日「気負わず自然体で指したい」


まだ一度も藤井四段の棋譜を観たことのないこの私
ですが(^_^;)

さすがに気になったので、果たしてどのような将棋
を指すのか、この一局の「直感講評」をしながら、
彼の将棋に触れてみることにしました。

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対戦相手、藤岡隼太アマのプロフィール
本局の対戦相手となった、藤岡隼太アマ。暫く将棋
から遠ざかっているためその実力のほどは窺い知る
ことが出来ないのだけれど、東京大学教養学部理科
二類1年生に在籍中の19歳。先月の学生名人戦で
優勝を果たし、なおかつ元奨励会員ということです
からアマチュアといえども相当な実力者であること
は間違いのないところで、少しでも気を抜こうもの
なら、いくら鬼神のような強さと勢いの藤井四段と
いえども一気に土俵際へ引きずり出される危険性が
あります。

さらに、アマチュアには負けられないというプロと
してのプレッシャーものしかかるため、藤井四段に
とっては相当な重圧の中での対局だったのでは?と
思われます。



雁木との戦い
藤岡アマの先手で開始された本局は、先手番の藤岡
アマが振り飛車模様の出だしから雁木へと変化して
いきました。「変化」と書きましたが、アマチュア
間では昔から「攻める雁木」の破壊力に人気がある
ので、最初から雁木を目指したのかも知れません。

対する、藤井四段の対応には注目しましたが、ごく
自然な駒組みに進めていきます。攻めが強いと評判
の藤井四段ですが、ここまでの棋譜を見る限りでは
とてもバランスの良い将棋を指すのだなぁ、という
印象を持ちました。



一瞬の隙をとらえた藤井四段が優位に
まだ序盤の駒組みが熟してない段階の25手目に、
藤岡アマが6五歩と指しました。

角筋を通した手で、雁木ではこの角筋の活かしかた
が勝負の重要な主眼となるため、いつかは突くこと
になるのですが、このタイミングでは明らかに時期
尚早。すかさず藤井四段に7三桂~6四歩と、この
歩を狙われることとなりました。ここは来たる決戦
にそなえ、陣形の整備を進めるべきところですが、
藤岡アマのほうには、心理的に少し気負った部分が
この手に表れてしまったのかも知れません。

その後、藤井四段はこの6五歩と、飛車のコビン、
端を上手く複合させた強烈な攻めで、一気に優位と
なりました。



頼もしい精強
藤井四段の攻めはとどまるところを知らず、この後
も軽い手筋を織り交ぜながら水の流れるような攻勢
を続けました。

66手目の7八飛成。躊躇なく飛車切りを実行し、
これが決め手となりました。以下は相手にまったく
粘る隙をあたえず、タイミングをみて一気に即詰み
に討ち取り、文字通りの快勝となったのです。

藤井四段の将棋を初めて並べてみたのですが、本局
を観るかぎりでは、若さに見られる隙といったもの
がまったく感じられないほど、とても合理的で完成
された将棋を指すのだな、と思いました。一度優位
となってからの、寸分の緩みもみせず危なげのない
鮮やな勝ちっぷりは、まるで昔の常勝・木村名人を
彷彿とさせ、今後の将棋界を背負って立つのに相応
しい、頼もしい精強ぶりだと感じた次第です。

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次回の対局は21日。果たして歴代連勝記録とタイ
に並ぶことが出来るのか、非常に注目されるところ
です。

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