癌「食事 療法」の 嘘 と 誇張 表現 | がん ビジネス に 注意!

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藁にもすがりたい


悪徳商法のイメージ画像


そんな、がん患者さんの心理につけ込み、暴利を貪る悪徳業者が摘発される報道やニュースが後を絶たず、不誠実な営為が最近とくに目立ちます。


その一角をなすのが「がん食事療法」です。


国内では、この「食事療法」というものが、すでに「がんビジネス」として定着しております。


本屋の「家庭の医学」コーナーに行けば、それを扱った書籍ばかり。なかにはベストセラーとなっているものも少なくありません。


内容を見てみると、牛乳はNGだけど他の乳製品は良いとか。低体温は癌に良くないが、体が冷えても野菜ジュースは大量に飲めとか。なかには「縄文時代」の食事を参考にしろと書いてあるものまで…。


何のこっちゃ!?完全にがん患者を煽ってナメきってますよね!


今回は、そんな「がん食事療法の誇張表現と嘘」について考えてみたいと思います。


ピックアップするのは、「ケトン食」についてです。



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ケトン食が癌を消す?患者を惑わす誇張表現と嘘

「ケトン食が癌を消す」などと誇張した表現を使った書籍や食料品が巷を騒がせてます。書籍のほうは、こんなキャッチフレーズを使えばベストセラーになります。ひとたび出版されれば、マスメディアもこれに便乗して多くの特集記事を掲載するのです。


ある書籍には、こんなことまで書かれてありました。


『世界初の臨床研究で実証!末期がん患者さんの病勢コントロール率 83%』


ケトン食が癌の治療効果を実証出来たというのは、本当なのでしょうか?


これは、かなり問題です。


調べてみると、大きな学会での発表では採用されておらず、「臨床研究」といっても、QOLについて「興味のあることを調べてみたら結果はこうだった。だからこういう結果が考えられる」程度のものだったようです。


対象にした事例は、もともと抗がん剤がよく効くとされる、大腸がんと乳がん。


標準治療中であることに上手く便乗して、たまたまケトン食も食べていた、わずか十数例ほどの症例報告を都合よく選択し綴っているだけの可能性もある訳です。


だいたい、効果が期待出来たとされる食事療法のほとんどのケースでは、標準治療もしっかり行われているのです。それをなぜ「食事療法」単独の効果として誇張表現するのでしょうか?食事はあくまで補助的なもの。決して、食事療法が主体となり、標準治療が補助的に過ぎないなどという事はあり得ないのです。


固形がんなど、危険な劇薬の抗がん剤でさえ癌を消滅させることが出来ないのに、食事療法だけですぐに癌が消えると思いますか!?


確かに、「食べものはくすり」と言われますが、それは食事を気をつける事によって大病をしない人生を送ろうという長い目で見た発想のもの



食事療法や悪質な商材に騙されて大切な治療を受ける機会を逃し、食事に無理な制限を加えた結果はどうなるのでしょうか?体力はみるみると衰えていき、その間でも癌は進行して体を蝕んでいく訳です。あとで文句を言おうにも、その時は既にこの世には存在してません


「死人に口なし」。騙すものにとっては、これが「がんビジネス」のねらい目となっているのだと思われます。


さらに問題となっているのは、高額な受講料でケトン食のセミナーまで開催し、得体の知れぬ免疫細胞療法や、高濃度ビタミンC点滴療法、がんワクチン、水素療法といった商材を売りつけるのです。詐欺ビジネスで良く見かける光景ですよね。


先ごろ、インターネット上に横行する虚偽・誇大広告を禁ずる改正医療法が先の国会で成立しました。


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しかし、微妙なところに便乗して、巧みな誇張表現を操る人達を簡単に取り締まることは不可能と思われます。


現在では、自分をステージ4の末期がんと偽ったり、妻が末期がんなどと嘘をつき、個人ブログでがんビジネスを始める輩も増え続けており、今後はますますトラブルが増える予感さえして来ます。


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大切なのは、「癌が消える」「癌が自然に治る」などの表現に遭遇したら決して信用しないこと。常に批判的吟味を働かせ、妄信しないように心がける事が大切です。

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