胃がん 患者と医療従事者との「温度差」と「机上の空論」 - 今日のエッセイ

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胃がん全摘手術後5年7ヶ月1日目の食事記録


医療従事者と胃がん患者の「温度差」胃がん全摘手術後5年7ヶ月1日目の食事記録。


前日は最悪の事態となりましたが、「5年7ヶ月」というキリの良いところで気分を入れ替えることにします。


あれ?


朝の体重47.2kg。


全然食事できてないのに目方が増えるのはおかしな話し。
水分を摂ってるからかな…(・_・;


朝ごはん


炊いたご飯を完食してしまったので朝はパン。



おかずはフライパンホイル焼きで作りました。


適量のブロッコリーに、塩少々、酒、オリーブオイルを各目分量振りかけたらアルミホイルを密閉。
フライパンにフタをして10分蒸し焼きです。



ブロッコリーのオイル蒸し。



キムチと卵の和スープに刻み海苔を添えたらアクセントになって美味しかった。



パンはシンプルにスライスチーズを乗せてトースト。


なるべくお腹が張らないような量になるよう工夫したつもりですが…。



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晩ごはん


時は進み、何と晩ごはんです!



ご飯を炊く。


しかし、胃がんの術後はどうも「米の飯」が重たく感じる。


いろいろと悩んではいるのですが…。


最近考えついたのが「炊き込みご飯」にして食べること。
普通の白飯よりも味がついてるほうがアクセントになるし、何より美味しい。
美味しく感じながら食事ができれば、必然的に食欲も湧いてくるし、食も進みます。



てな訳で、今回は米3合に水540ml。
椎茸、サラダ菜、醤油・みりん・酒を各大さじ2ずつ入れてみました。


あとは、炊飯ジャーの早炊きボタンを押すだけ。



美味しそうに炊き上がりました(๑˃̵ᴗ˂̵)



椎茸の風味が強く染み込んだ、味わい深い炊き込みご飯です。



油揚げの味噌汁



ソーセージのガーリックバター焼きと一緒に。



炊きたてのご飯を「一汁一菜」でシンプルに味わう。
私が一番好きな瞬間です。


まとめ


今日は、体調不良でどうしても食欲がなく、2食で終わってしまった(汗)


しかし、そもそも今の自分の体は、頻繁に食事を摂ることが非常に難しい。


食べればお腹が張るし...。


よって、未消化の状態で、腸に食べものが溜まってるまま何食も食べるのは無理なんです。


よく、「胃がんの術後は食事量は少なく回数多めに」「胃液がないからよく噛んで唾液で」なんていうけれど、自分に限っていえばあんな話しは胃がん患者の現状をロクに調べてもない医療従事者が考えた「机上の空論」に過ぎない。


食事量を少なく回数多めになんて、一体どれくらいを想定して言っているのか?


自分は1食あたりをたくさん食べようとする。
なぜなら、みなぎる力が維持できるくらいの食事をしてもっとたくさん活動したいから。


そりゃ、ヨーグルト1個とかをあいだに挟んだり、食事量をおにぎり1個だけにすれば1日6食とかいう生活は可能かも知れない。しかし、それだけでは普段まったく力が入らず、エネルギッシュな活動が出来ないんです。


また、よく噛んで唾液で消化させるなんていうことも限界があるに決まっている。
唾液で消化できるレベルの量をずっと食べていたら、体力は維持できません。


という訳で、さも分かったような感じで患者の実際の状態を調査もせず、頭で考えた知識だけをひけらかす医療従事者が大嫌いです。


「後遺症」というものは、頭で考えただけではオファーしきれない部分がたくさんあるんですよ。


たとえば、胃がんの術後は「重力」というものにかなり悩まされる。
実際に胃がんになられ、胃を全摘した方なら1度や2度は必ず感じたことがあると思います。
あえてハッキリとは書きませんが、これだけでは、ろくに患者の調査や悩みを聞いたこともない医療従事者にとっては恐らく何を言っているのか理解できないことでしょう。


最近は、癌に関する書籍も溢れかえってます。
しかし、内容的には机上の空論を書き連ねたばかりのものや、訳の分からぬ治療法を書いたものばかり。


普段はあまり言いませんが、一応の本音を言わせてもらうと、一般的なことが書いてある癌の本なんて、読んでも何の意味もない。
だって、書かれてある内容なんて、がんセンターのホームページを見たほうがよっぽど詳しく・分かりやすく書いてありますから。
巷に出回ってる本なんて、がんセンターのホームページの内容以下のものを書籍を販売する関係で悪戯に文字数を膨らまして売ってるだけです。
だから、自分的には、癌の基本的なことを理解するだけなら、がんセンターのホームページだけ見ていれば充分だと思ってます。


まあ、それは今になって言えることで、癌の宣告を受けた頃は何かにすがりたい思いでたくさん書籍を買ってしまいましたが...。


いずれにせよ、医療従事者と患者との間には「温度差」というものが存在しており、患者のことをしっかりと調査もせずに書かれた「机上の空論」を実践してるだけでは、決して術後の後遺症と共存していくのは難しい、と痛感してる次第です。


その点、がんセンターで始まった「がんコル」という取り組みは、患者の実際の悩みを汲み取ろうとするもので唯一感心させられました。


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