胃がん「障害年金」審査請求決定書、がん患者に不利なポイントまとめ

By




スポンサードリンク



胃がん「障害年金」審査請求決定書、がん患者に不利なポイントまとめ



胃がん「障害年金」審査請求決定書、結果


前回、胃がん障害年金」の審査請求について、送られてきた審査請求決定書の話しをしました。


 前回の記事  "診断書だけで判断" 障害年金 は「がん患者」に不利!?な現実が判明


続きが遅れてすみません。現在、当方の体調が思わしくなく、障害年金のような根詰めた記事は思うように書けない状況であります(汗)


障害年金はがん患者に不利」な現実が判明、と綴った内容について。送られた審査請求決定書のポイントとなる所を一部抜粋しましたので、具体的に見ていきたいと思います。


胃がん「障害年金」審査請求 決定書


これが、胃がんで"重い障害"を抱えている私が障害年金で行なった不服申し立て、いわゆる「審査請求」についての決定書です。


結果は、「棄却」というものでした。


決定書に書かれた、おかしな理由を読んだ時はとてもアタマに来たけど、問題のある社労士の元で手続きした以上、今回の棄却は当然導かれる結果でした。それに気付いたのはこの書類が届いたあとですが、詳細は別の記事で綴ります。


障害年金はがん患者に不利!?具体的なポイント


では、がん患者にとって、障害年金が不利なことを示す具体的なポイントを見ていきます。


胃がん「障害年金」審査請求 決定書


決定書では、審査資料として「診断書」のみが記載されてます。


診断書のみで審査がされていることが明らかにされました。


≫『診断書に関する記事』を読む


がん患者それぞれの、日常生活での具体的な後遺症について「病歴・就労状況等申立書」にいくら詳しく綴っても、一文字も見ていないということです。


次に、悪性新生物」という表現で、癌をひとくくりにして説明してありました。


胃がん「障害年金」審査請求 決定書


これによると、「悪性新生物という疾患の本質から…具体的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定する」とあります。


しかしこれは、先に述べた「診断書のみ」という審査資料の記載とはまったくつじつまが合っていません


薄っぺらい一枚の診断書だけで、どのようにして総合的に認定するというのでしょうか?


日常生活状況をしっかりと把握するために「病歴・就労状況等申立書」を要求しているのではないでしょうか?


≫『病歴・就労状況等申立書に関する記事』を読む


まさか、診断書に日常生活状況を書けというのもおかしな話しです。医師がそのようなことを知る由もなく、仮に上記の申立書と同内容の記載があれば、把握してないことを患者と通謀して書いたことになります。


胃がん「障害年金」審査請求 決定書


そして私の審査内容について、胃全摘に伴い体力は低下していることが窺えるものの、検査成績の血液・生化学検査においては、赤血球数に軽度の異常値が認められる程度であり、また、転移の有無の記載は見られない。」とありました。



スポンサードリンク


これについては前回の記事でも書きましたが、私の胃がんは、血液検査に特異な異常が見られる性質のがんではないんです。


これでは、「血液のがん」など、血液に異常が現れる、ある特定の癌のみが優先対象となってしまう訳です。これは明らかな誤りです。


さらに、「転移の有無の記載が見られない」とありますが、術前化学療法を行なったことはちゃんと診断書に書かれています。転移」という文言が入っていないのは、主治医のせいではありません。すべては、どのように診断書を書くべきかについて何ら説明しなかった社労士の責任なのです。


しかし、主治医も言っているように、医師であれば術前化学療法の記載があれば転移がんであることは明白なはず。


転移の2文字があるかないかで裁決内容に雲泥の差が出るのはおかしなことです。そんな間違いが起こらないように「病歴・就労状況等申立書」を併せて要求しているのですから。


「障害年金は社労士の腕しだい」社労士の切り換え、再審査請求へ


以上から、今回送られてきた審査請求決定書の判断がいかに間違ったものであり、承服できないものであるかが明らかになったと思います。


何か無理矢理、棄却するための理由を適当に作り上げたような感じがしました。よって、相手がおかしなことを言ってるのだから、ここで終わることも出来ませんよね(汗)


ところが、この段階になると、社労士の対応がおかしくなって来ました。このままだと、私に責任追及されるのでは?という雰囲気がヒシヒシと伝わって来たのです。


何と、審査請求決定書の内容をみた社労士は、「今後続けていく自信がないから、他の社労士に依頼してもらえないか?」と言ってきたのです。明らかな「委任契約違反」です。


しかし私の方も、この社労士に関わっていたらいつまで経ってもこんな無駄なことの繰り返しになってしまう。


最初に依頼した当初は、随分とスピーディーに事務員さんが対応してくれるなぁと思ったし、本職の社労士が書いてベストセラーにもなってる障害年金の本も分かりやすかった。



今になり、私のこの認識がいかに間違ったものであったかを痛感するに至りました。がんの障害年金」は、そんな生やさしいレベルの手続きではなかったのです。


若い頃に受験勉強などをしていたクセで、分かりやすい説明や明快な書籍が最良だと思っていました。


出会った社労士は「障害年金の分野ではトップクラス」と聞いていたが、実際は癌のこともまったく理解していなかった。


執筆した薄い本と同内容の知識しか持ち合わせていなかったのです。実務レベルのポイントさえ何も心得てなかったのは致命的でした。不当な裁決を覆すに足る主張を行なうためには、この社労士では明らかな能力不足だったのです。


結果論ですが、障害年金は実務経験に裏付けされた社労士の腕しだいです。こんなレベルの社労士に依頼するのなら、手続きのプロである自分で調べてやったほうがまだましだった(汗)


とりあえず、この社労士の責任は置いといて、早く縁を切りたかった。そこで私は再審査請求を行なうためにいろいろと調べあげ、次の社労士を探したのです。


審査請求、再審査請求などの「不服申立て」においては、下された裁決を覆すのに十分な、過不足のない主張が要求されます。


新たに出会った社労士は、障害年金の第一人者でした。


 関連記事 がん 障害年金【一問一答】社労士の"第一人者"に素朴な質問してみた』へ続く



関連記事


Share

スポンサードリンク