障害者雇用水増し問題は確信的な犯行だと思った件

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中央省庁などで相次ぎ見つかっている「障害者雇用の水増し問題」について、気になったことを簡単にひと言。ボクが思ったことを直感かつ主観的に述べることにします。

無題

厚生労働省によると、対象外の職員を不適切に算入していたのは2017年6月時点の段階で計3460人にのぼったそうです。

実際の障害者雇用率は1.19%となり、法定雇用率(当時は2.3%)を大きく下回っていたことになります。

ちなみに、民間企業の場合も障害者雇用は進んでいるものの、法定雇用率を満たした企業は半数にとどまるといいます。

これらのことから見ても、障害者が働きやすい環境の整備については官民ともに「道半ば」といったところが現状のようです。

問題なのは、法定水準に関して範となるべき省庁が民間企業に課してる水準すら満たしていなかったということ。

おまけに、行政機関には罰則規定が存在しないためか、障害者の算定については健康診断の結果や自己申告に基づいてなされていたといういい加減なケースもあったと報じられています。

省庁の障害者雇用水増し問題。「企業に課している水準すら満たしていなかった」

そもそも、障害のある人が働く場を奪われないようにするため、国は障害者を一定の割合以上雇うよう事業主に義務付けている。その際、障害者手帳や特定の医師による診断書などを必ず確認しなければならない。民間企業の場合は、障害者手帳などのコピーを提出しなければならず、目標を達成できないと1人につき月5万円を国に納めなければならない。一方、国や地方公共団体は雇用した障害者の人数を報告するだけで、達成できなくても罰則はない。

しかし、これについてボクはどうなの?と思いました。

外部に委託した先の民間企業がいい加減で問題になるケース(年金機構など)はありますが、行政機関自身がここまでずさんなはずがないからです。

一部のニュースでは、糖尿病患者が障害者として算入されていたと報じていました。これを観たボクはなるほどなぁ、と感じました。

エリートと名高い官僚たる者、自己申告とかだけで数を水増しするといった、後で足がつくようなことをするはずがない。きっと、何らかの根拠を元に解釈を用いて「逃げ道」を作っているんだな、と。

もしかすると、障害年金の場合における障害者認定基準にでもすり替えて算入の線引きを行なったのでは?と思ったのです。障害年金の基準なら糖尿病でも障害者となり得ますからね。

まさか、現在のように水増し問題が大ごとになるとは考えもしなかったでしょうから一応これでも障害者のうちだな、ぐらいに気軽な気持ちで水増ししていたのではないでしょうか?



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はっきり言ってしまうと、今回の水増し問題はミスなどでは決してなく、「確信的犯行」に違いないとボクはみています。

そうするとかなり悪質だよね!!ということになりますが、これについては今回に限ったことではありません。

もともと日本人は、バレなきゃどんな悪い事でもする人種なんですよね。あるひとかたまりの組織になればなるほど特にそんな気がしてきます。

これはきっと昔みられた村社会や鎖国していた頃の閉鎖的な性質が今でも代々受け継がれ、根づいてしまっているのではないでしょうか。

ボクはこれまで、自分のすぐ目の前でさまざまなそんな光景をよく見てきた一人です。ほんの一例として挙げるとすれば、「ポンコツ先生」とのあだ名を持つ兄のことがあります。

司法書士という立場で凶悪犯罪を犯したポンコツ先生は、公文書偽造や公正証書原本不実記載などの罪で執行猶予付きの実刑判決を受けました。

事件の詳細については『司法書士の事件簿』関連の記事でご確認下さい。

そうなると当然、司法書士という資格も業務禁止となり、司法書士の仕事ができません(というより、業務禁止になったら二度と司法書士には戻れません)。

そこでポンコツ先生は、土地家屋調査士という資格ですぐさま業務を再開しました。なお、有罪判決がされた訳ですから、土地家屋調査士だって欠格事由に該当します。執行猶予期間中は資格の登録すら出来ない訳です。

じゃあどうしたの?となる訳ですが、ポンコツ先生は関西の方に在住する他の土地家屋調査士の名前を買い、「名義借り」という形で長年にわたり業務を続けたのです。

これはやってはいけない禁止行為にあたります。時効もないのでもし土地家屋調査士会にバレたりしたら今でも重い処分を受けることになるでしょう。

ところが、バカな土地家屋調査士会は、大っぴらに行なわれかつ暴利を貪ってきたポンコツ先生のさまざまな悪業にまったく気付くことはありませんでした。

これも、一種の不祥事と言えるのでしょう。

なお、ネットで検索すると、一定のキーワードを使えばポンコツ先生の情報はすぐに特定されてしまいますが、この記事を読んだ方はくれぐれも密告などしないようにお願いしますね
(^_^;)

刑法犯として処罰されながら、なぜすぐに悪いことを続けるのか?近くで見ていたボクは、ポンコツ先生に悪びれた素振りは感じられず、むしろ本能で無意識にやっているようにみえました。

ああ…。ここでボクは痛感したのです。バレなきゃどんな悪いことでも「バレるまでは悪いことにならない」という、日本人に根づいた腐った体質というものを。

最近、マスメディアで行政機関をはじめとする不祥事が相次いで報道されるのは、単に暴露合戦的な状況を呈しているからであって、不祥事的なことはもともと、日本では当たり前のように日常的に行われているのだと思いました。

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