【体調報告】胃がんの再発・肝転移で余命宣告後、1年1ヶ月目に寄せて
胃癌ブログ『ゆうらりハッピースマイル』の管理人Mです。いつもご訪問いただき、ありがとうございます(^^)
簡単ながら、久しぶりの体調報告を。
体調の悪いこともありますが、他にもいろんな事情が重なって、プライベートの話題をなかなかブログに書けない状況です。
同じような日々を過ごしていると、だんだん鈍感になっていくためか、体調の異変が気付きに難くなります。
癌という病気は、性質的にあまり重篤な痛みを伴わないから本当に恐ろしい。ですから、体調の異変に気付いたときは、かなり悪化している現実を突き付けられたような気がして精神的ショックを受けることもしばしば。
今回もそんな事があって、僕の体調は以前よりワンステージ進行したのかな?という思いが湧きあがりました。
ちなみに本日は、原発巣の胃がんと関わり始めてから8年と15日。また、国立がん研究センター中央病院において、胃全摘脾摘リンパ節郭清の手術を受けてから7年7ヶ月19日目。
さらに、胃がん再発の肝転移と診断され、最長1年との余命宣告を受けてから、無治療のまま1年とちょうど1ヶ月目になります。
「癌の進行 ≒ 体力の衰弱」にともない日常生活への支障が拡大
「癌の進行 ≒ 体力の衰弱」は、これまでにもよくこのブログでも取り上げてきました。
▼記事の一例
どうして癌の死因は栄養失調による餓死が直接の理由なのか?!経験者の僕はこう感じた…
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がん患者の8割の最終死因が「癌」でないことの現実とカラクリとは?!
今日は、カレーやチャーシューなど色々な作り置きをしようと思っていたのだけれど、いかんせん体に力が入らなくては料理すら作ることも出来ず…不甲斐のない1日を過ごしてしまいました。体重が、悪戯のごとく増減を繰り返す毎日ですが、そんなことを続けていく間に、みるみる衰えていく筋力と体力。ひょんなことで体調が悪くなるのも、当然な気がしています。私は、胃がんの手術を終えてから、「食事」ということを最大の「ウイー...
体力が衰弱すると、それにともなって少しずつ日常生活への支障が出てきます。普段の同じ生活だと大したことがないようにも思えるのですが、いつも出来ていた作業が突然できなくなると、やっとその現実を認識してショックを受けるのです。
最近では、ブログがまともに書けなくなったのが、体力の低下を認識するに至ったショックな出来事でした。前だと、1日に10記事くらい書いていたというのに、現在は1記事すらフルで完成させることが出来ません(汗)
「癌の進行 ≒ 体力の衰弱」という現実に加えて拡大する日常生活への支障。自ら身をもって体験し、痛感している次第です。
新たな体調への異変、「胃がん発覚時」に近づいて来ている予感が…
ここに来て、新たな体調への異変が始まりました。それは食事のこと。いつもの食事量に比べて3分の1程度にまで減って来ていることに気付かされたのです。
食事量については、かなり前からあまり食べられなくなったことを認識していました。しかし僕は、胃がんの手術で胃を全摘してから「食事と体重は命のバロメーター」と考えてきたこともあり、どんなにつらくても無理して食べてきました。
ところが最近は、いくら頑張っても食べられない(汗)量にして、ちょうど3分の2くらい残してしまうのです。昨夜になって、食事を残した僕は「ハッ!」と我にかえります。
「自分は今、食事が昔に比べて 3分の1くらいしか食べられなくなっている…。」
今更ながら、この現実を悟った僕は、癌の進行している状況について肌で感じ取るとともに、悲しみが全身を包み込みました。そして、こう思ったのです。
「状況は、まるで胃がんの発覚時に近づいて来ている予感がするな…。」と。
癌の発症した部位とは関連性のない所にいつも異変が起こる不思議さ…
思えば、僕が最初に胃がんと診断されたキッカケは食事。なお、この時の症状については、過去の記事をお読み頂けると幸いです。
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【プロローグ】胃ガン宣告から手術後1年まで。私が癌を克服した経緯
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最初の胃がん発覚時は喉、つまり気管に異常が起こりました。そして今回は腸。癌のある部位とは関連性がないかのように思える場所で異変が起こるのをすでに経験済みということになります。
今は、食事をすると、普段の3分の1くらい食べ進んだら、もうお腹が苦しくなります。そこから無理して食べると、腹痛が起こるようになりました。
その後は体がつらくなり、どうしても横になってしまう。すると、もの凄い音量の腸活動音が鳴り響くのです(汗)自分の腸には何か異変が生じている。それは新たな癌の転移なのか、それとも腹膜播種なのか?!
おわりに/予約投稿による遺書は公開日時を延長すべきなのか?
僕に起こる超活動音があまりにも凄いため、録音してこのブログで公開しようと思いました。しかし、何度か試みるも、なかなか上手くいきません(汗)
僕は、常日頃から「癌の進行→食事量の減少→体力の低下→衰弱死」のように考えています。よって、自分の命が残り少なくなってきていることは、何となく肌で感じ取っています。
しかし、僕はまだ希望は捨てていません。
がんの闘病日記を書かれているブロガーさんはよく「予約投稿による遺書」を準備なさっています。これは、自分が死んだ時への備えです。こうしておけば、突然ブログの更新が途絶えたとしても、読者さんに挨拶してあの世に逝けますからね。
胃がん ブロガー さんの - 予約 投稿 - という形の『遺書』について
私が登録してる『にほん ブログ村』さん。にほんブログ村 胃がん同じく、『胃がん』ブログを運営されてるブロガーさんの予約投稿と思われる記事を目にしました。>>最後のご挨拶&はろー 俺!|ステージⅣ胃癌との闘病物語 癌になんか負けてたまるか❕胃癌出てコイや(ノ`△´)ノゴルァ~この記事だけでは、現在における正確な消息の方はわかりようがありませんが、大変なショックを受けるとともに、私と同じくブログの最終回に『遺書』...
「終末期の症状が似ている…」ある胃がんブロガーさんが夢にあらわる
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僕の場合は、今年の12月31日の終わりとともに予約投稿した遺書が公開されることになっています。この調子だと、それが妥当な可能性もあり得ます。
ただ、自分の希望的観測も込めて、ちょうど桜の咲き始める来年の3月31日まで延長しようかどうか迷っているところです。これをやってしまうと、自分が死んだあとに数ヶ月くらい更新の空いてしまう可能性がありますが…。
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