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がん患者の8割の最終死因が「癌」でないことの現実とカラクリとは?!

がん患者の8割の最終死因が「癌」でないことの現実とカラクリとは?!

がんブログ
2017/06/24
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今日は、カレーやチャーシューなど色々な作り置きをしようと思っていたのだけれど、いかんせん体に力が入らなくては料理すら作ることも出来ず…

カレーライス

不甲斐のない1日を過ごしてしまいました。

体重が、悪戯のごとく増減を繰り返す毎日ですが、そんなことを続けていく間に、みるみる衰えていく筋力と体力。ひょんなことで体調が悪くなるのも、当然な気がしています。

私は、胃がんの手術を終えてから、「食事」ということを最大の「ウイークポイント」として闘病生活を送ってきました。

しかし、食事をするのも、料理に関しても、前提としてそのための体力が必要となります。体力の衰えが食欲低下や食事回数の減少というさらなる悪影響を招き、悪循環な環境をどんどん作り出していくのですね。

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「がんで亡くなる」という誤解?

ところで、先日お亡くなりになられた小林麻央さんを始め、テレビなどのマスコミ報道では、訃報の際に「〇〇さん、がんで亡くなる」など言いますが、これは「癌で」という部分が少々曖昧で、間違いと言っても過言でないほど、誤解を招く表現です。

TV報道

しかも、このような表現が「一般化」してしまったため、私たちは「がんの宣告」を受けると、即座に「がん→即死」を連想するようになりました。

それにより、極度の焦りとともに冷静な判断能力を失った結果として、がん患者のなかには実際以上に事態を悲観してしまう人が多いものなのです。

そんな、暗いイメージがつきまとう「」という病気ですが、本当は「がん患者が亡くなる直接的な死因のほとんどは、がんではない」という事実を、みなさまはご存知でしょうか?

がん患者の1番の「最終死因」とは

まずここで、がんの死亡に関してまとめた最新統計をご覧下さい。

>>最新がん統計:[国立がん研究センター がん登録・統計]

これを見ると、毎年、多くの方が「がん」で命を落とされているのがわかりますね。

しかし、実際の「現実」として、がん患者の直接的な死因は、がんではありません。

そのほとんどの最終死因は「栄養失調」によるもの、すなわち、「餓死」なんです。

がん患者の死因が「栄養失調」や「餓死」と表記されないカラクリ

こんな記事がありました。

>>がん患者の8割は「栄養失調」が死因!!??死因の上位に「栄養失調」がない理由はこれだ!!

週刊ポスト2016年6月10日号に「がん患者の8割は「栄養失調」で死んでいる」との衝撃的な記事が掲載されています。これは実際に医療現場にいる人間の多くは「えっ、当然じゃん」的なレスポンスをするのではないでしょうか?心筋梗塞や事故などで亡くなった方は「朝までピンピンしていたのに」って場合も多いです。

引用:がん患者の8割は「栄養失調」が死因!!??死因の上位に「栄養失調」がない理由はこれだ!! | 五本木クリニック | 院長ブログ

■癌患者さんの多くは悪液質という状態になります。

「悪液質」って聞き慣れない言葉ですよね。英語だと「cachexia」と呼びます。単に体重が減少するだけではなく、筋肉の量も減る状態です。原因として「がん」「閉塞性肺疾患」「腎不全」「敗血症」があり、多数の因子が複雑にからみ合って「悪液質」になります。ここで重要な事は体重の減少速度によって、死期が左右されることです。がん治療の場合、治療する手段がない所謂末期の対策として痛みからの開放が中心になります。

経口摂取できれば良いのですが、食べる力もない、食べる気力もない場合は中心静脈栄養法やチューブを鼻からいれる経管栄養法、胃瘻を作ってそこから直接胃に栄養分を入れる方法などが取られます。しかし、これは「無駄な延命治療」になるリスクをはらんでいます。医師の中でも経管栄養で生き延びること望まない、口から食べられなくなったらもういいかなと考えている人も多いはずです。

週刊ポストの記事にある、がんの栄養になるんで栄養たっぷりの食事は良くないと考える医師なんて今時居るんですかね???

引用:がん患者の8割は「栄養失調」が死因!!??死因の上位に「栄養失調」がない理由はこれだ!! | 五本木クリニック | 院長ブログ

■多くの医師にとって「癌患者さんの多くは栄養失調で死んでいる」ことは既知です

死亡統計を作成するとき死亡診断書をもとにしています。データを作成するとき「原因死」はWHOがルールを決めています。前述の(ア)から(エ)は直接の死因「死亡の原因Ⅰ」に以外に「死亡の原因Ⅱ」があります。マニュアルの例ですとⅠに「急性呼吸不全」と書いてあっても、ベースとなる基礎疾患がⅡに「慢性腎臓病」となっている場合、死亡統計の死因は「慢性腎臓病」となるのです。

これらを考えると直接の死因が「栄養失調」であっても、がんを患った結果栄養失調になってもⅡ欄に「前立腺がん」と書かれていたら原死因は「前立腺がん」になります。

今回の週刊ポストの記事は週刊誌ですから、読者の注目をあびるためにはそれなりの大袈裟でありセンセーショナルなタイトルは大人の対応をしましょう(笑)。しかし、記事を100%疑いもしないで真実であるとすることは間違いです。統計で使用される「死因」はこのように複雑になっています。

引用:がん患者の8割は「栄養失調」が死因!!??死因の上位に「栄養失調」がない理由はこれだ!! | 五本木クリニック | 院長ブログ

亡くなられたがん患者の死因のほとんどは悪液質栄養失調による餓死であることが述べられているのですが、それが死亡原因として表記されないのは、WHOの定めたルールにもとづく死亡診断書マニュアルの存在が理由だったのですね。

>>悪液質とは

>>死因一位のガン。なぜ「心臓ガン」はできないのか?その理由

がんで死ぬとき

上で述べてきた経緯から、がんが進行してしまうと、多くの人は、確実にに近づくものだと考えてしまいがちですが、いくらがんが進行しても、栄養失調などさまざまな死ぬ理由を満たさない限り、絶対に死ぬことがないのですね。

私が胃がんの宣告を受けたときには、がんがかなり進行しており、多くの転移もあるために手術が出来ない状況でした。しかしそれだけでは、すぐさま死に直結するわけではないのです。つまり、がんで死ぬときとは、転移したがん細胞がどんどん増えることで、命に関わる臓器にまで転移・進行して臓器不全になった場合なのです。

ということは、ステージ4の治らないがんを宿してしまったり、根治手術後にがんの再発が見られ、いろいろな臓器に転移してしまった場合でも、その転移した部分には本来の機能が失われるものの、残りの正常な部分で最低限の機能を維持していれば、死ぬことはありません。

がんが増殖していく細胞である以上、転移した細胞が増えて、生命を維持するために必要な臓器の機能も低下させて、いつかは命を失うことになるのでしょう。しかし、それまでの期間、機能を失うまでは、命を維持することが出来るので、治療でがんの進行を遅らせ、延命をはかることも可能でしょうし、そう考えると、思ったより時間の余裕があり、死にいたるまでの時間は、決して短くはないことがほとんどです。

逆に、私のように奇跡的に根治手術が成功したとしても、それにいたるまでの犠牲が多大な場合(抗がん剤の後遺症など)は、胃の全摘によるQOLの低下も伴い、体力と筋力の減少が続けば、結果的に栄養失調で餓死することになり、これも結局「がん」で死んだということになるわけです。

結果的に同じく死ぬのであれば、抗がん剤や胃の全摘による後遺症で食事もままならないまま長期の闘病生活を苦しんで過ごす分だけ、平穏な時間が奪われたことになる訳であって、手術をしたことが損になったなんてことにもなりかねません。

運良く根治手術が行え、生き続ける可能性と希望が生まれたとしても、常に死との裏合わせで生きていくことになるのです。

まとめ|同じ境遇の方へ

私は、苦しみながらも、何とか運良く術後5年を迎えることが出来ましたが、最近の体重減少に伴う体力・筋力低下を鑑みると今が正に正念場だと思わざるを得ません。

同じ境遇にあったり、苦しみをお抱えの方もいらっしゃると思いますが、何とか日々の食事や栄養摂取にはじゅうぶんな注意を払って、体重や体力・筋力の維持に努めて頂きたいものです。

食事が出来ないときや栄養補給などには野菜ジュースがおすすめです。

何とか食事を

今日はまったく動くことが出来ずに、もう駄目なのでは?と思ってしまいましたが…

何とか気力を振りしぼり、これから2食目の食事を作ります。

love.

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