【抗がん剤】の副作用、後遺症 | 癌の治療をはじめる前に知っておくべきカラクリや現実とは!?

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抗がん剤治療


術後2000日目。5年5ヶ月20日目です。


おはようございます。


今日は、「2000日」という随分とキリの良い数字です。


ちなみに、今日で私が生まれてから16236日目。


2000÷16236=0.123183050012318で、術後だけみても、すでに人生の12%以上を胃がんの闘病生活に費やしている訳です。しかも、この割合は胃がんの後遺症が続く限り、今後もさらに増えていくだけ。


胃がんの重い後遺症が残る最大の原因は「胃の全摘」ですが、後遺症の原因はそれだけではないようです。なぜなら、胃を全摘しても嘘みたいに元気でお過ごしの人も多数いらっしゃいます。


どうやら、胃がんが発覚した時の病状・ステージや治療方法、また化学療法や胃切除の術式によって副作用、後遺症や予後が全然違うものになるようです。術式については以前に記事を書いた通り。


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説明の難しい『抗がん剤』による不可解な後遺症

では、胃切除の術式以外で重い後遺症が残る原因とはどのようなものでしょうか?


それは、抗がん剤であることは明らかです。


私は、胃がんの宣告を受けた時にはすでに癌の巨大化と転移が進行してしまい、手術が出来ないと言われました。その際に行われる治療として、まずは抗がん剤投与を行うのが一般的ですが、標準的な抗がん剤だけ用いた薬物化学療法ではまず助からず、ただの延命治療になってしまうと…。そこで、当時の国立がん研究センターで治験中の臨床試験に参加し、通常に比べて種類と期間をより多くした抗がん剤治療を行なったのです。


胃の全摘が原因と思われる後遺症は分かりやすいのですが、うまく言葉で説明することさえ出来ない症状も多数かかえているのです。回復度が悪いのも、この抗がん剤が多分に影響しているようです。


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抗がん剤が開発されたもとは化学兵器の「毒ガス」だった!

そもそも、この「抗がん剤」とは一体どのようなものでしょうか?


わが国で主に使用されている抗がん剤は殺細胞剤といい、癌の細胞を殺す訳ですが、とくに細胞分裂が盛んな細胞に効果を発揮するのです。つまり、癌の細胞だけを狙って殺す能力がある訳ではないので、増殖が盛んな全ての細胞に作用してしまうのです。


抗がん剤は、増殖が盛んなものであれば、癌以外の良性な細胞までもすべて殺してしまいます。骨髄で作られる免疫細胞も増殖が盛んな訳ですから、根こそぎ殺してしまうのです。


癌の治療をするには、「免疫力の改善」が必要であるにもかかわらず、胃がんによってもともと低下している免疫力が、抗がん剤によってさらに低下するのです。


抗がん剤は、2年以上継続して患者に投与をさせないことになっているようです。こんなことは理由も含めて事前に医師から教えられることはありませんし、患者自身もそれを知らないまま抗がん剤治療を始めることになります。もし、抗がん剤で癌の転移や再発が予防できたり、癌が治るのなら一生飲み続ければ良い訳ですが、それができないのです。抗がん剤は劇薬だからです。


抗がん剤のもとになったのが、第一次世界大戦中に毒ガスとして使用されていたホスゲンという化合物。第二次世界大戦後にホスゲンの毒性を薄めて開発されたのが抗がん剤なのです。最初に開発したのは旧ソ連。1950年代にホスゲンを基にした5FUというの抗がん剤が開発されました。それが日本に導入されるようになったのです。


新しい抗がん剤が次々に開発されていますが、基本的にはどれも5FUを基礎としたものです。


胃がんの術後に補助的化学療法として一般的に用いられることの多いTS-1。口から服用するタイプの抗がん剤ですが、これも5FUを土台に開発されたもの。5FUより副作用は軽減されたといいますが、いくら軽減しても所詮、毒は毒です。


私自身、術前に行なった抗がん剤投与の結果、予想よりもそれほど癌が小さくはなりませんでした。その時はまだ体力があったためか副作用も軽く、医師にもっと抗がん剤投与を続けられないのかを問いただしたのですが、断られました。理由は、「決められているから」という判然としない答えのみ。知識が深くなった現在では、その答えの意味がある程度は理解できるように思います。おそらく私の参加した臨床試験は、術前に投与する標準よりも強い抗がん剤と、術後の補助的抗がん剤投与をトータル的にみて、期間的に1年半が限界と定められていたのでしょう。





癌の治療効果でよく使われる「5年生存率」のカラクリ

抗がん剤に限らず、治療を始めるときにはよく5年生存率という指標を使って治療の効果を説明されます。今では当たり前になりましたが、以前は奏効率という指標が使われていました。奏効率とは、治療後に癌が消滅したり、縮小したりした割合のことですが、一度がんが消えても、あっという間に転移・再発する例が後を絶たないため、奏効率というものはあまり意味がないということになり、5年生存率にとって代わったのです。5年経過してみなければ、本当の治癒とはいえないということで、これも抗がん剤の副作用が原因なのです。



最近、ニセの闘病ブログというものが問題になっており、癌ブログの中でも「末期の胃がんステージ4」と偽ったブログが増え続けています。そんなブログでは、闘病日記が主な個人ブログであるにもかかわらず、日々の記録はほとんど綴られてません。仮に「今日は何をした」「今日の体調はどうだった」などと書き始めると、癌ではないためにネタが続かず、すぐに嘘だとバレてしまうからです。そのようなブログでは、末期のステージ4で進行胃がんなのになぜずっとブログが続けていられるのかを怪しまれないために、「抗がん剤で癌が1割近くまで小さくなった」とか書かれているのが通常となっています。


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しかし、がん統計によると、遠隔転移のある癌の5年生存率は、平均7%。100人中93人が5年以内になくなるという現実です。標準治療による抗がん剤の限界を示しているといえますが、このようにまるで抗がん剤だけで癌が治るかと誤認させるかの如く怪しいニセの癌ブログの情報には、くれぐれも惑わされないことが大切です。これらのニセの闘病ブログはその道のプロが運営しているために言葉も巧みで、閲覧する人の心理を揺さぶります。「百害あって一利なし」です。そんなブログを参考にするなら、がん専門病院が提供している情報を参考にしたほうがまだしもです。


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まとめ/「現在の私」が胃がん宣告を受けたら抗がん剤を選択するか?

もし、いろいろと癌の知識を深めた「現在の私」の状態で、初めて「胃がんの宣告」を受けたと仮定した場合、果たして抗がん剤を勧められたら同じような行動をとっていたでしょうか?


術前抗がん剤については「ノー」というかも知れません。ただし、現在の私でもどうすべきか悩んでしまうほど非常に難しいです。結局、現在の重い後遺症と術後の再発とを天秤にかけて決めるよりありませんが、それは今の状態が分かっているうえでの話し。実際に胃がん宣告を受けたときは現在の状況を想定すら出来ないのです。


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術後2000日目の体重は47.0kg。また突然、「危険レベル」に到達です(汗)昨夜は調子が悪くて晩ごはんを食べずに寝てしまったのですが、原因はそれだけでないように思います。



朝ごはん。


朝はご飯を炊いたので、シンプルな「一汁一菜」。



もやしと油揚げの味噌汁



きゅうりの即席漬け



ポーチドエッグのせ納豆ご飯。



糖質・カロリーはこちら。



糖質カウンター 簡単に糖質を測れるアプリ



本日も素敵な1日を。


love.


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