【胃がん】バリウム検査で早期発見できない理由(癌ニュース 2018/8/5 20:00)

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こんにちは。ブロガーのMです。


先日、読者である友人の1人から「くだらない癌のことばかり記事にされるとブログ読んでてつまらない。」というご指摘を受けまして...。健常者の視点からはたしかにそうなんでしょうね。まあ、多くの健常者の方にもこのブログを読んでもらえるのはうれしい限りです。


そんなわけでしばらく癌の話題は書かずにおこうかな?と思っていたのですが、色々と興味深い記事が溜まって来たものですから(汗)ちょっとだけ書いておこうと思います。


今回の記事でボクが特に興味深いと思ったのが、「胃がんとバリウム検査」と「ピロリ菌と胃がんの関係」でした。


バリウム検査



医師が胃がん検診でバリウムを飲まない理由|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

バリウムはレントゲンを透過しません。レントゲン撮影するとバリウムの部分は白く写ります。胃がんのほとんどは胃の内面の粘膜から発生して凹凸を作るため、バリウムが付着して胃の粘膜面が崩れると、レントゲン撮影によりその部分が不整な白い部分として捉えられるのです。胃内視鏡検査が普及するまでは、このバリウム検査は胃がんの検出法として画期的な検査法でした。

 ところが、極めて早期の胃がんは、粘膜面に明らかな凹凸を作らないことがしばしばあり、バリウム検査では発見が困難です。また、検査のために飲み込んだバリウムにより便秘になってしまうことがあります。そもそも便秘がちの方やご高齢で消化管の機能が弱っている方などは、飲んだバリウムが排泄されずに腸閉塞を来してしまうことがあります。また、バリウム検査ではある程度の放射線被ばくも避けられません。

 その点、胃内視鏡検査は、バリウムを飲む負担や放射線被ばくのリスクがありません。何よりも粘膜の不整がごく軽度の早期胃がんの発見も可能です。検査の際に組織採取もできるので確定診断が得られます。バリウム検査で病変が疑われたら精密検査として胃内視鏡検査を受けなければいけないのは診断を確定するためでもあります。


仕事引き継ぎ「価値奪われた」 がん患者、役割作り力に:朝日新聞デジタル

34歳の時、会社の健康診断で食道にGIST(消化管間質腫瘍(しゅよう))という珍しいがんが見つかりました。ステージ4で病状はシビアでした。長女が生まれたばかり。青天のへきれきでした。通院して抗がん剤治療を受けた後、手術をすることになりました。

 当時は念願だった都市開発の部署に所属し、やりがいも感じていました。信頼していた上司に報告する際に心がけたのは、必要な情報を冷静に伝えること。病名、治療方法、通院や入院の日数、副作用や予後のリスク……。やりがいある仕事は諦めたくなかった。治る可能性もある。働き続けたいと率直に伝えました。上司はしっかり受け止めてくれ、仕事内容も自分のペースで企画できる方向性を与えてくれ、私が案を出しました。苦しい中でも、良い関係が築けました。

 ですが、手術から1年後、肺に転移が見つかりました。治る見込みはほぼない。この事実を会社に報告するときはつらく不安でした。

 患者歴も1年になっていたので冷静に考えました。病名、病状、どういう配慮が必要なのかを書き出し、上司に渡しました。私の場合は、①免疫機能が低下しているので人混みでの仕事はできない、②食後に強い倦怠(けんたい)感や腹痛に襲われるため、会食や昼一番の会議は避けたい……。この方法は有効だったと思います。

 ただ、開発の仕事を同僚に引き継いだときは、悔しくて落ち込みました。自分の価値が奪われていくような感覚を覚え、どうしようもなく救いがなかった。


樹木希林&内田裕也 “全身がんと足腰の弱り”、別居30年夫婦の身体の不調 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] | YOUのココロ刺激する

「樹木さんは、'04年に乳がんと診断され、その後'08年には腸、そして副腎、脊髄への転移が発覚、'13年に“全身がん”と宣告されました。

 現在は抗がん剤治療などはせず、鹿児島にあるクリニックで時折、放射線治療を受けるのみの状態です。そんな状態でも、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した映画『万引き家族』に出演するなど、がんの影響を感じさせない仕事ぶりですね」(芸能レポーター)



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ピロリ菌がいなくてもなる「胃がん」が増加中|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

ピロリ菌感染がないのに発生する胃がんに「胃食道接合部がん」があります(食道胃接合部がんと表現されることもしばしばあります)。これは字の通り、胃と食道の接合部(つなぎ目)を中心に発生するがんで、ピロリ菌感染がない方がむしろ発症しやすい傾向にあります。

 ピロリ菌感染がないと胃粘膜は萎縮しないので胃酸の分泌が保たれています。胃酸はストレスによってもその分泌が促され、過度に分泌された胃酸が胃から食道のほうに逆流すると、逆流性食道炎を誘発します。これにより、食道の粘膜に傷がつき、バレット上皮と呼ばれる変化を来すことがあります。バレット上皮が広がるとそれを背景にがんが発生しやすくなります。このようにピロリ菌感染がない方にも、胃食道接合部がんというタイプのがんが発生することがあるのです。


「がんはなぜできるのか?」国立がん研究センターの精鋭たちが語った1冊!|今日のおすすめ|講談社BOOK倶楽部

悪性腫瘍とがん幹細胞
もともと人間の体では細胞の増殖はコントロールされているものです。しかしがん細胞は、このコントロールが届かずに「必要とされる量を超えて」増えていきます。こうして作られた腫瘍と呼ばれる「かたまり」となったもののうち悪性のものががんです。(この本でがんは「悪性腫瘍とほぼ同じ意味」と記されています)

この悪性腫瘍には3つの特徴があります。
1.自律性増殖:勝手に増殖し続けるということ。
2.浸潤と転移:周りの組織に入り込むことと血流・リンパ流にのって体の多の部分に移り、新しい腫瘍を作る。
3.悪液質:栄養不良により体が衰弱。

なぜコントロールがきかない細胞が生じたのか、遺伝的要素を含めてその原因をつきとめようとさまざまな研究がなされています。(細胞の異常増殖は第2章「どうして生じるのか?」で遺伝子のレベルでなにが起きているのか解説されています)

こうして生じたがんが人を死に至らしめる理由は3つあります。

1.がん細胞が増殖し腫瘍が大きくなり、場所をふさぎ出血を引き起こす。
2.腫瘍によって臓器本来の機能がブロックされ正常細胞が動かなくなる。
3.がんによって悪液質に陥り、体力が消耗してしまう。免疫機能も衰えて薬にも反応しなくなる。

ここまでが、がんを考える上で知っておきたい(現在わかっているがんの正体)です。続く「がんがしぶとく生き残る術」「がんと老化の複雑な関係」「再発と転移」ではがんがどのような現象を引き起こしているか解き明かされています。

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