山本KID死去でタトゥー論争、MRIは入れ墨あるとNGはウソ?ホント?

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ステージ4の末期胃がんで18日に死去した総合格闘家・山本KID徳郁さん(享年41歳)。


山本KIDさんが8月末にInstagramで「ガン闘病」を公表した際、詳細は明かしませんでした。


これを受け、SNSなどでは様々な憶測に発展。その中には「タトゥーが影響したのでは?」という投稿にまで及びました。


それにより、話題が勝手にひとり歩きする形となり「入れ墨があると、MRI検査を受けられないから、発見が遅れたのでは?」という者まで現れたのです。


このことがきっかけで「タトゥー論争」が勃発。


果たして、タトゥーや入れ墨があった場合に病院での検査は本当に難しいのでしょうか? 



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MRIが受けられない理由とされる入れ墨の“酸化鉄”は本当に危険なのか?


結論から言うと、この話は「過去」のことらしいです。昭和の頃は、入れ墨の顔料として“酸化鉄”などの金属材料が使われていました。


この酸化鉄によりMRIの電磁波で発熱してしまい火傷することがあった、という話が今でも語り継がれているようです。


現在は、彫師のほぼ全員が人体に悪影響のない“審査済の顔料”を使っているため、入れ墨をしていても問題なくレントゲンやMRIを受けられるそうです。


ただし、入れ墨のある人がMRIを受ける際には「すべては自己責任」という誓約書は書かされます。


しかし、普通の場合でも検査に伴うリスクについての同意書は書かされますからね。


また、昔はよく入れ墨を彫る際、針の使いまわしによるB型・C型肝炎やHIVなどの感染リスクも心配されました。


これに関しても、現在では「使い捨て」が主流となっているため、ありえない話のようです。なお、使い捨て出来ない部分は病院と同じく高圧蒸気滅菌器「オートクレーブ」でしっかりと滅菌されます。


入れ墨でMRIが受けられないのは身体的危険と別問題の理由から


といっても、入れ墨のある人には別の面での障害が存在します。それらの人達の利用を制限する施設やサービスというものが今でも多く存在するからです。


銭湯は大丈夫でも、スーパー銭湯はダメ。民間のプールもほとんどNGです。


また、保険にも大半がNGです。しかし、全労災の国民共済、都民共済などは審査段階で入れ墨の告知義務がないので大丈夫だったりします。


医療機関も然り。要するに、入れ墨・タトゥーがあるとMRIが受けられないとするならば、身体的な悪影響とは別のところに理由が存在しているようです。


山本KIDのガン闘病、海外治療とタトゥーとは無関係


“神の子”の愛称で「K-1」や「HERO’S」と戦う舞台を変えながら、世界最高峰となる「UFC」にも参戦した山本KIDさん。


小さな身体で自分よりも大きな選手を相手にKOの山を築いた神の子KIDは、日本格闘技界のスター選手の1人でした。


そんな彼にとって、病を発表することは「弱み」を見せると感じたのかも知れません。


末期の胃ガンが発覚した後に周りから公表を勧められるも、山本KIDさんはガンのことを頑なに隠し続けてきました。


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グアムに移住してガンの闘病生活をしていたのはタトゥーでMRIを拒否されたのではなく、人目を避けるためだったことが理由だったのです。


そんな中で山本KIDさんがInstagramにガン闘病を告白したのは、自分の残り少ない余命を悟った上での最後のメッセージだったのです。



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