癌の告知は縁の切れ目? - 胃ガンあるある

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こんにちは。胃癌ブロガーです。12月1日(胃の全摘手術をしてから2432日目6年7ヶ月26日目)の出来事を追記します。



11月が終わり、日付が変わったばかりの深夜帯。ボクは食事を作ろうとしていた時だったが、ある事に迷っていた。



それは1本の電話がかかって来たからだ。出ようかどうかを迷っていたら切れた。ホッとしたのも束の間、すぐまた2度目の電話が鳴り響く。仕方なくスマホの応答ボタンを押すことにした(汗)



相手は、肝臓に転移した再発胃ガンで苦しんでいるボクの生存確認?をするために電話をかけて来たと思われる困ったチャンであった。



癌の告知は縁の切れ目? - 胃ガンあるある





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ボクが再発転移ガンを心配する電話に出るのを躊躇した「ある事情」



通常ならボクの再発転移ガンを心配して電話をくれるのはとてもありがたいことだ。しかしこの女の子に限ってはある理由があり少しだけ事情が異なってくるのです。



その「事情」というものが頭をよぎり、ボクは電話を出るのを躊躇した。



胃ガンあるある「癌の告知は縁の切れ目」



ちなみにこの娘と最後に話したのはボクが胃ガン術後6年半の定期健診のあとだったと思う。



癌が肝臓に転移・再発したことを報告。するとそれを機にまったく音沙汰がなくなった(汗)



よく金の切れ目は縁の切れ目というけれど(身内で元犯罪者のポンコツ兄貴が良い例)、同様に癌の告知は縁の切れ目というのも間違いなく存在する。



そしてこれもまたボクが胃ガンになって経験した胃ガンあるあるのひとつだと思っている。



ガンを患ったのを知ることでサーッと消えたり音沙汰がなくなる知り合いは少なからず存在する。



そしてこの娘もボクの胃ガンが再発したことで余命わずかと悟ったに違いない。もう、あちらからは二度と電話はして来ないものと思っていた。



お悩み相談がスタート



ところが再び電話がかかって来た。通常であれば喜ぶべきところかも知れないが、ここで先に書いた事情に話しが戻るのです。



ボクの体調を気遣うのはあくまでも表向きなことであり、この娘が電話してくる最大の目的はお悩み相談。ついでに延々と愚痴を語ることなんです
( ̄▽ ̄;)



再発転移ガンの話題はそこそこに?今回も案の定、お悩み相談がスタート!!
( ̄O ̄;)



内容はこうだ。あるイベントに友達と行くことになっていたが用事が出来て行けなくなった。チケットは前売りで、先にお金を渡して友達に購入をお願いしていた。



チケット代の払い戻しはされない。友達からその後に連絡があり、別な友達にチケットを譲って一緒に行って良いか?と言って来たらしい。



イベントに行けなくなったからといってせっかく自分がお金を出したチケットを友達に無料で譲って一緒に観に行くなんてどういう神経してるの?私はどう返事をすれば良いですか?というのが今回のお悩み相談。



ボクは心の中でどうでもイイわい!!o(`ω´ )o」と叫びつつ、トコトン話しに付き合うことになる。そして懸案となる肝心なチケット代はいくらしたのかを尋ねてみた。



約3,000円です。



ハ?たった3,000円だったの?!
( ̄▽ ̄;)



3,000円のためにボクは何時間もお悩み相談を受けているのか…



しかし彼女にとってみれば重大なことなのかも知れないし、それはあくまでも名目に過ぎずボクを愚痴のはけ口にすることでストレスを解消したかったのかも知れない。



はいはい。イイですよ~♪どうせいつまで生きてるかわからない身ですからトコトン話しに付き合いますよ~♪



結局、この娘の愚痴は夜明け前まで続いた。とりあえず話しが済んだところで軽くアドバイスをしたところでお開きの合図。



あっ!〇〇さんからキャッチが入ったからすぐかけ直しますね。



この娘はさんざん話して気が収まるとこう言って電話を一方的に切る。そしてかけ直してくることはないのです。



乳がんを抱える親を持つ彼女はボクのすべてを知っている



相談話しを聞いている最中、身内の兄の話題になった。あのお兄さん。どうなりましたか?



この娘との間には恋愛感情というものがまったく存在せず、友達としての付き合いが長いために彼女はボクのことをすべて知っている。



また、親が乳がんで4度の再発をしており癌のことも理解してもらえているのだ。



兄についてコレコレしかじかと説明し、冗談半分で「ちょっとお灸をそえて貰えないかな。」とお願いした。



すると「わかりました。そっち系の知り合いもたくさんいるので。街宣車でも飛ばしてもらいますか?とりあえずいろいろ聞いてみますね。」



たしかに彼女は銀座で長年ホステスをしていたこともあって顔が広いことを知っている。それにしてもそっち系の知り合いだなんて…
((((;゚Д゚)))))))



再発転移ガンと高熱の最中で愚痴を聞くのはかなりしんどい



それにしても、再発転移ガン高熱のせいで体調不良の最中に人の愚痴を聞くのはかなりしんどい
(~_~;)



夜明け前までウンザリするほど話しを聞いた結果、相手はスッキリしたようだったが、こちらは何だか生気を吸い取られたような感じで少し寿命が縮まったかも知れない(汗)



P.S. テレビで久しぶりに広末涼子さんの主演映画「秘密」が放送されていた。ボクが26歳の頃に公開された作品だけれど、最初にこの映画を観たときは話しの結末がよくわからないままだった。



映画というものは時間が経ってから観返してみると当時わからなかったことが理解できたりするものです。





改めてこの映画を観てみると、ラストシーンで平介のあごに手をあてて髭の剃れ具合を確認する藻奈美の仕草に「おまえ…。ずっと『おまえ』だったのか?!」と言い放った平介のセリフが19年目にしてやっと理解できた。そして、とても衝撃をおぼえたのです…





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