【抗がん剤治療】ドセタキセル、シスプラチン、TS-1の化学療法が開始

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2018-01-31
ステージ3B 多発性高度リンパ節転移胃癌
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失意で"胃がんの回顧録"がとん挫中


自分が胃がんを患ってから、これまで治療をしてきた経緯などをあまり詳しく述べてこなかったなぁ、と。

そこで、今更ながら、少しずつ当時のことを思い出しながらブログに書いている次第です。


▼前回の記事

抗がん剤治療が延期、高熱で思い出す「幼少期の悪夢」

続く体調不良で抗がん剤投与が3日延期2011年12月15日にがんセンターへ入院した時のこと。翌日から抗がん剤を使った術前化学療法をやる予定でした。ところが、入院と同時に高熱を出し、抗がん剤は1日延期になりました。その後も高熱は続き、新たに白血球の数値も上昇。その結果、何と、3日も延期となり、入院が長引いてしまったのです。一体どうしてしまったんでしょうね…。やっぱり精神的なものだったのかな。この時は、前回の記事...


しかし少し前、自分の体に未だ"がん"が残っている現実を突きつけられてから、がんのことを考えるのに嫌気がさしてしまいました。


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新たな 胃がん の 診断書 に

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3種の抗がん剤を使った術前化学療法はじまる


失意のなか、精神状態もおかしくなり、せっかく始めた回顧録のほうも一向に進まなくなりました。たまたま、精神状態が一時的に落ち着いているタイミング毎に、こうやってがんのことを振り返っています。


時にして、2011年12月19日胃がん宣告を受けた11月21日から約1ヶ月もの間、とてもバタバタしたスケジュールでしたが、やっとがん治療が開始されたのです。


最近、気軽に使われる"ステージ4"や"余命宣告"という言葉について

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最近、さまざまながんブログステージ4とか余命宣告を受けたとか気軽に書くブロガーさんがとても多い。中には、ブログの題名にまで入れてる人もいます。


これって、いかがなものでしょうか。実際、そのようなブログを拝見してみると、最初はステージ4で余命宣告を受けながらも、治療方法の記述が曖昧だったり、手術不能だった訳でもなく…。


たしかに、「ステージ4で余命宣告を受けた」と書いたほうが注目を浴びますし、読者の方からも共感を得やすいです。そんな理由からか、病状を少し誇張してみたり、話しをちょっとだけ盛っている人も少なくないようです。まあ、ブログを読んでいるだけではその辺のことは調べようもありませんが…。


その意味においては、私の病状も術前化学療法を始めた当時はステージ4だと思ってました。なぜなら、手術不能でしたから。


主治医からは、「正確なステージというものは、実際に開腹してみてからでないと分からない」と言われていました。術前化学療法の結果、少しだけ癌が小さくなり、手術が行なえたわけですが、その時にお腹を開けてみた状況でのステージが3bだったのです。ですから、自分にとって癌のステージというものは飽くまで結果論に過ぎないと感じています。治療によってステージも変化するのですね。


余命宣告も然り。私自身、このままだとすぐに死ぬと言われたのみで、とくにあと何ヶ月とは言われませんでしたが、病院側はどこでも至急扱い。怒涛のスピードスケジュールで抗がん剤治療が開始されたのです。おそらく、治療を開始しなかったら私も数ヶ月の命だったのでしょう。よって、余命宣告も結果論。がんブロガーさんの中には、最初に治療をしなかったらあと◯◯の命と言われたことを余命宣告として書いてる人もいることでしょう。


抗がん剤「TS-1」を服用


いよいよ、抗がん剤を使用する術前化学療法の開始です。


3つの抗がん剤、ドセタキセル、シスプラチン、TS-1の化学療法はじまる


まずは、食後にTS-1を飲みました。緊張の一瞬でした。覚悟はしてましたが、服用後はとくに異常なし。すぐには何も起こらないのか?


抗がん剤「ドセタキセル」を投与


続いて、水分補給のための点滴や、利尿剤の点滴を間に挟みながら、点滴による抗がん剤投与が始まりました。


スケジュールはこんな感じ。



最初はドセタキセルから。点滴用の抗がん剤を運んできた看護師さんの服装が防護服のような物に変わってました。


イメージはまさにこんな感じ。点滴をしていたから写真が撮れなかったのが残念。まあ、そんな状況ではなかったですが...。


私は思わず「どうしたんですか?」と尋ねてしまいました。すると、看護師さんから「抗がん剤が空気感染すると、被曝と同じ危険があるんです。」という返答が。


この被曝という言葉を耳にしてから、これから私の体内に投与される抗がん剤というものがいかに劇薬なのかが分かったのです。それ以降、緊張状態はMAXに。いよいよドセタキセルが点滴から注入された時は、これからボコボコに殴られるのを覚悟するかのように身構えて過ごしました。


1時間ほど投与が続きましたが、その間は緊張と恐怖、我慢と覚悟の気持ちが錯綜していました。


結果的に何も異常なし。これもすぐには変化が起こらないものなのか?と思った。


抗がん剤"シスプラチン"を投与


ドセタキセルの投与が終わり、さらに別の抗がん剤シスプラチンの点滴が開始された。


しばらくして、ムカムカッとした吐き気を感じたような気もしたが、これはきっと水分を体内に入れ続けてるからじゃないか?と気持ちを割り切った。


2時間くらいジーッとベッドで過ごしたが、とくに変わった様子もなく。気持ちも何だか落ち着いてきて、たまにウトウトとしながら過ごしました。


3つの抗がん剤を同時に投与してみた感想


夕食後には、再びTS-1を服用。


こうして、抗がん剤を使用した術前科学療法の1日目が終了しました。


結果的に、映画やドラマで観るような副作用はリアルタイムでは何も起こらずに済みました。その当時の私は、体力には自信がありましたが、それが幸いしたのでしょうか?


しかしその後、実際に抗がん剤の副作用が現れ始めるのは2日目からと説明を受けました。



自分の体内に3つも抗がん剤が入り、これから一体何が起こるのだろう...。


不安で眠れぬ夜を過ごしたのは言うまでもありません。


(初回投稿:2018年1月31日)


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