目の前で起きた「新宿 歌舞伎町ビル火災」 44名が死亡の大惨事に~第19章

2019年03月20日
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事件ファイル

【登場人物】

①司法書士Q→6歳上の、身内の兄。私が転職して約3年後に重大犯罪を犯す。

司法書士で業務禁止の懲戒処分になると同時に、東京法務局の刑事告発により執行猶予付きの有罪判決が下される。

しかし、執行猶予期間中に無許可の測量会社を設立。

さらに、土地家屋調査士の名義借りを受け、無資格業務を長年行なった疑いで現在、法務省と東京法務局が合同調査に着手。この件で、警視庁にも情報提供がされる。

②私(M)→この当時はまだ20代前半。子供の頃、DVを受けた兄に再び関わったことで人生が転落。

この頃から、プライベートがまったくなくなる仕事漬けの日々が始まる。

その結果、十数年後にほぼ末期の胃がんを宣告される。

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今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験

新装版 新宿歌舞伎町アンダーワールド 宝島SUGOI文庫/日名子暁(著者),夏原武(著者)

今からさかのぼること17年ほど前。夏も終わりの2001年8月31日に起こった出来事を書きます。

この日は、事件騒動で事務所の存続が危ぶまれ近いうちに司法書士Qが逮捕されるのを察知してか、退職届を提出したとある従業員の退職日。新宿の歌舞伎町で送別会がありました。

たしか、一次会は安価でしゃぶしゃぶ・すき焼きが食べ放題の「モーモーパラダイス」だったと思います。肉や野菜がたくさん食べられるので、当時はこの店をよく利用したものです。

≫【クーポンあり】モーモーパラダイス 歌舞伎町本店 - 西武新宿/しゃぶしゃぶ [食べログ]

仕事のほうは、定時も残業時間も関係ない粗悪な職場環境でしたから、遅い時間からの食べ始めでした。食べ放題が終わった頃は、閉店ギリギリの時刻になっていました。

店を出てから、二次会の場所探しに歌舞伎町の中をウロウロとし始めました。時間のほうは、まもなく8月が終わろうとしてしているところです。

新宿・歌舞伎町がスモークと群衆で異様な雰囲気に

その後、軽くカラオケをしたのだと思います。歌い終わるとすでに日付が変わっていました。カラオケ店を出ると、なぜか歌舞伎町の街並みがスモークで覆われているようでした。

深夜の遅い時間でも、ただでさえ人の多い新宿歌舞伎町ですが、この時は歌舞伎町全体がもの凄い人だかりになっており、モクモクと視界を遮るほどのスモークとともに異様な雰囲気に包まれていました。

「一体、何が起きたのだろう!?」

気になった我々は、今は取り壊された新宿コマ劇場近くの交番へ様子見に行きましたが、交番のまわりは群衆に埋め尽くされていました。

歌舞伎町ビル火災

交番の前に大勢のおまわりさんが立っていたので、何が起きたのかを尋ねると「ビル火災が起きてます」と言われました。場所は、すぐ近くでした。

火災現場のビルへ近づくと、そこは「とんかつのにいむら」の対面。1階には、私も学生の頃よく通ったゲームセンターのある馴染みの雑居ビルのあたりだと判明したのです。

歌舞伎町で、こんなに火災で大騒ぎするのは珍しいことだと思いました。とにかく、煙と人の数が多すぎて、どの程度の火災が起こっているのかもわからず、状況がつかめぬまま新大久保のほうに場所を移動しました。

翌日のニュースでは、このビル火災が大々的に報じられていました。そこで初めて、44名が死亡した大惨事であったこと、日本で戦後5番目の被害をもたらした火災だったことを知りました。

歌舞伎町ビル火災

かぶきちょうビルかさい

歌舞伎町ビル火災とは、2001年9月1日に東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビル「明星56ビル」で起きた火災。44名が死亡し、日本で発生した火災としては戦後5番目の被害となった。多くの死傷者を出した原因は、ビル内の避難通路の確保が不十分であったためとされる。 ウィキペディア

場所: 東京都 東京 歌舞伎町

日付: 2001年9月1日

出火原因は放火とみられていますが、未だ解決には至らないようです。この火災によって雑居ビル内における「避難通路の確保」という問題が浮き彫りになったことは有名な話しです。

すぐ目の前にいながら「歌舞伎町ビル火災」がこれほどの大惨事となったことに気付かなかったのは、自分がいた時には、スモークと人集りが多くても悲鳴や叫び声などが一切聞こえなかったせいかも知れません。

それもそのはずでした。皆、ビルの中で逃げられずに苦しんでいたのですから…。

この火災は、今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験として強く記憶に残っています。

日名子 暁 (著), 夏原 武 (著), 山岡 俊介 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
あのビル火災も、違法カジノの摘発も、不法滞在外国人たちの売春や強盗も。あらゆる事件とそれにまつわるドラマの舞台はいつも歌舞伎町だった。知る人ぞ知る、日本一の盛り場が最も輝いていた時代―。世紀を跨いでもなお不夜城と呼ばれたあの街を、金と欲望と暴力で支えたのは数多のアブナイ人物たちだった。誰もが一度は目指したこの街で、暗躍し、しのぎ続けた仕事師たちに迫る。



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M
Posted by M
FC2ブロガー/ファッション研究家/企業家/投資家/不動産コンサルタント/会社経営/将棋六段/おうちごはん男子部/料理を悪戦苦闘修行中/ヘッドスパとスイーツをこよなく愛する46歳/2011年38歳の若さでほぼ末期の胃がん宣告/奇跡的に生還!/人生なんて気持ち次第!!きっとなんくるないさ~
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