執行猶予付き有罪判決を想定した司法書士Q「最後の足掻き」~第20章

2019年03月20日
0
0
事件ファイル

【登場人物】

①司法書士Q→6歳上の、身内の兄。私が転職して約3年後に重大犯罪を犯す。

司法書士で業務禁止の懲戒処分になると同時に、東京法務局の刑事告発により執行猶予付きの有罪判決が下される。

しかし、執行猶予期間中に無許可の測量会社を設立。

さらに、土地家屋調査士の名義借りを受け、無資格業務を長年行なった疑いで現在、法務省と東京法務局が合同調査に着手。この件で、警視庁にも情報提供がされる。

②私(M)→この当時はまだ20代前半。子供の頃、DVを受けた兄に再び関わったことで人生が転落。

この頃から、プライベートがまったくなくなる仕事漬けの日々が始まる。

その結果、十数年後にほぼ末期の胃がんを宣告される。

時は2001年の10月24日。私は、司法書士Qに付き添いを命じられ、西武新宿線の井荻駅に降り立ちました。なぜかと言うと、午前10時から喫茶店で行われる「面接」に同席するためです。

今まで、この司法書士「事件ファイル」シリーズをお読みいただいてる読者の方からは「なぜこの段で面接を?」とお思いになるかも知れません。

まもなく司法書士Qが逮捕されるであろうことは誰の目から見ても明らかな状況です。普通であれば、早々に事務所を閉鎖するなどして「身辺整理」をすることでしょう。

しかし、そもそも反省のかけらも存在しない司法書士Qにとって、そんな事は眼中にありませんでした。自分が逮捕されても結局、有罪判決には「執行猶予」が付くに違いない。ならば、事務所を続けることで、収益源を維持できれば自分は痛くもかゆくもない訳です。いわば「最後の悪足掻き」を画策していたのです。

スポンサードリンク

司法書士会の目を盗んで求人募集

この頃は、司法書士業界の求人といえば司法書士会の窓口に備え付けの「求人票」事務所名や採用条件などを書き込むことが主な方法でした。

司法書士業界で働きたい人は、この求人票を閲覧して応募をおこなう慣習がありました。実は、少し前に司法書士Qはこの求人票に掲載し、求人を始めていたのです。

本来なら、懲戒処分で綱紀委員会が調査中のなか、このような事が発覚すれば何か言われそうなものですが…。

しかし、司法書士会の建前としては求人票の内容やトラブルに関して一切関与しないというものでしたから、チェックもされず、司法書士Qが求人を行なっていることも気付かなかったようです。

司法書士Qが募集したのは、司法書士の有資格者。まもなくして応募があり、面接を行なうことになったわけです。

面接をした『Uさん』のこと

なぜ「井荻駅」で面接を行なったのかというと、応募者の居住する最寄駅だったからです。駅近くの「珈琲館」で待ち合わせ、時間通りに相手が現れました。

彼は「U」というイニシャルの男性で、28歳という若さでした。司法書士試験に昨年合格し、神奈川県から東京に移住。その後、新宿にある有名な大手の司法書士事務所に就職しました。

その事務所は、有資格者であっても代表者以外は絶対に司法書士登録させない事で知られています。面接をしたUさんも補助者として勤務し、実務経験は7ヶ月程度でした。

読者さんからは、ずいぶん昔のはなしなのに当時のことを今でも克明に覚えているのはなぜか?と疑問に思われるかも知れませんね。

このような犯罪者が身内にいると想定して下さい。今後また何かが起き、どのような事で自分が巻き込まれるかも分かりません。


この当時はすでに、司法書士Qが行なった事で私との関わりがあったことはすべて記録ないし証拠に残す習慣があったのです。

面接でコトの経緯を説明

面接に訪れたUさんは、何も事件のことは知りません。よって、面接のときに“コトの経緯”を説明する必要がありました。

わざわざ私が面接に呼ばれたのは、この説明を代わりにさせる目的だったのです。私は、洗いざらい隠すことなくこれまでの経緯を説明しました。

その上で、司法書士QがUに言いました。「自分が逮捕されて司法書士が名乗れなくなったあと、Uさんの司法書士の名前を使わせて欲しい」と。

そしてもし、Uさんが実務に不慣れで不安でも、実際の業務は裏で自分が動くから心配しなくて大丈夫だと念を押しました。

「最後の悪足掻き」実を結ばず

事情を聞いたUさんは困惑し、ずいぶん悩んでいましたが、「分かりました。しばらく考えさせて下さい」とにこやかに答え、面接は終わりました。

しかし数日後、Uさんからは断りの連絡がありました。これで司法書士Qの「最後の悪足掻き」は実を結ぶことなく終わったのです。

なぜこれが「最後」となったのか。司法書士Qはその後も求人を続けましたが、司法書士の変わり身を採用するには至らないまま、約1ヶ月後に逮捕されたからです。

さまざまな妨害にあって数ヶ月

話しをいったん現在に戻します。Qが起こした事件は、司法書士の権威・信用を失墜させる史上まれにみる重大犯罪として重要視されました。

「司法書士 戸籍 偽造」などと検索すれば未だに当時の記事がネット上にあらわれます。当初はこのブログでも、ネットに残るニュース記事を「引用」という形で掲載しておりました。

しかし、この「事件ファイル」シリーズを始めてから数ヶ月間、私はQからさまざまな妨害や迫害にあっています。

刑期を終えてもまったく反省などしていない人物が野放しになっているのですから、それが社会にとってどれほど危険なことかは想像に難しくないと思います。

知り合いにQのSNSを指摘される

そんなわけで先日、SNSで知り合ったテレビ業界関係者や、信頼のおける数名の知り合いにコトの事情をすべて説明しました。知り合いの中にはQを知っている方もいます。

その方から開口一番、最初に言われたことは、私も今まで考えたこともなかった事で思わず唸ってしまいました。それは、QがやっているSNSやブログに関してでした。

その方の話しでは、自身がやってるFacebookに「あなたの知り合いかも?」でQが出てきたそうです。気になって確認してみると、宇宙服のパネルに自分の顔をはめ込んだ不気味なプロフィール画像が出てきたとのこと。

そして、彼が書き込んだ投稿内容をすべてチェックしたそうです。すると、ほとんどが料理の写真を載せた投稿らしく、コメントのほとんどが私にご馳走してもらいましたという内容だったといいます。

知り合いに言われて初めて気付いたこと

知り合いから「あなたのお兄さん、こんなことばかり載せて恥ずかしいと思わないのかね?」と言われた私は、返事に困りました。

たしかに私は、今までQと食事などをした時は一度もお金を出してもらった記憶がありません。すべて私持ちでした。

まあ、身内ですし、利用されてる?私自身は何もその辺のことは気に留めたことはありませんでした。それに、私はQとはSNSではつながってませんので、Qがそのような投稿をしていることも知りませんでした。

知り合いに言われて初めて気付きましたが、第三者の目からは「いつも人を利用してばかりいる卑怯なヤツ」と映るようです。

その他にも、母親が死ぬまで苦しんでる写真を本人に無断で掲載していたことや、息子が仕事でこき使われてSNSで苦しむ胸の内を吐露していることまでたどり着いたそうです。

「何かの時のため」に知り合いに託す


今後の私に、どんな迫害が起こるか分かりません。そこで、数名の知り合いに、私の身にもし何かあった時のために今まで集めてきたQに関する記録や証拠資料を預けました。

何かあった場合に代わりに動いてもらうために託した資料は、現在Qが行なっている仕事に関する懲戒請求案などです。

そして、法務局と事前に打ち合わせして揃えた、これまで収集してきた膨大な証拠資料(バックマージンの見積書や領収書コピー、仕事の受注先と異なる宛名の領収書コピー、法律で認められてない会社形式での業務活動資料、公的制度の優遇を受けるため法で認められていない実体の存在しない法人の設立など)も渡しました。

さらに、過去の事件の新聞記事や偽造した戸籍のコピー、裁判の公判記録、司法書士会とQが話した録音記録もすべて預けました。

関連記事

この記事が気に入ったら
シェア!

 シェア
M
Posted by M
FC2ブロガー/ファッション研究家/企業家/投資家/不動産コンサルタント/会社経営/将棋六段/おうちごはん男子部/料理を悪戦苦闘修行中/ヘッドスパとスイーツをこよなく愛する46歳/2011年38歳の若さでほぼ末期の胃がん宣告/奇跡的に生還!/人生なんて気持ち次第!!きっとなんくるないさ~
FC2ブログオフィシャルおすすめブログ認定バナー

Comment 0

There are no comments yet.

コメントする