【逮捕された男】戸籍謄本を偽造の司法書士を逮捕/福生署~第21章

2019年03月20日
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事件ファイル

【登場人物】

①司法書士Q→6歳上の、身内の兄。私が転職して約3年後に重大犯罪を犯す。

司法書士で業務禁止の懲戒処分になると同時に、東京法務局の刑事告発により執行猶予付きの有罪判決が下される。

しかし、執行猶予期間中に無許可の測量会社を設立。

さらに、土地家屋調査士の名義借りを受け、無資格業務を長年行なった疑いで現在、法務省と東京法務局が合同調査に着手。この件で、警視庁にも情報提供がされる。

②私(M)→この当時はまだ20代前半。子供の頃、DVを受けた兄に再び関わったことで人生が転落。

この頃から、プライベートがまったくなくなる仕事漬けの日々が始まる。

その結果、十数年後にほぼ末期の胃がんを宣告される。

こんにちは。ブロガーのMです。少し前に、積水ハウスの「地面師」騒ぎが詐欺事件として大々的にニュースで報じられました。

主犯格を詐欺容疑で再逮捕 積水地面師事件

住宅大手の積水ハウス(大阪市)が架空の取引で地面師グループに土地購入代金約63億円をだまし取られた事件で、警視庁捜査2課は20日、詐欺と偽造有印公文書行使の疑い…

この事件で、偽造した身分証明書や印鑑証明書を使用して法務局に所有権移転登記が申請されたことで、「登記」や騙された「司法書士」が脚光を浴びることになりました。しかし、この事件の約17年前、身内の兄である司法書士Qが犯した「戸籍偽造事件」は、司法書士史上最大の不祥事として、積水ハウスの事件以上に世間を騒がせました。司法書士Qの逮捕は、全国紙のニュース記事一面で大々的に報じられ、普及し始めたインターネットでも、無数に拡散されていきました。

ちょうどその頃は「2ちゃんねる」が全盛となり、司法書士Qのニュース記事も転載されました。その結果、Web上には今でもこの事件についての記事が残ったままです。「司法書士 戸籍偽造 逮捕」などのキーワードで検索すると、未だに多くの転載を確認することが出来ます。

また、司法書士Qの戸籍偽造がきっかけとなり、行政機関が証明書を発行する際に施される「透かし加工」の技術が急速に広まっていきました。現在では当たり前のように見られる改ざん防止目的の透かし加工は、司法書士Qが事件を起こさなければ今ほど採用されてなかったかもしれませんし、国民の税金をこれほど費やす必要もなかったかもしれません。

さらに、司法書士Qの戸籍偽造事件は、「偽造文書による登記申請」というアイデアを世間に認知させました。もしこの事件がなければ、積水ハウスの地面師詐欺事件も起こらなかったのではないか?その意味においても、司法書士Qが犯した罪は決して許されるものではないのです。

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逮捕された男

逮捕された!!身内の兄、司法書士Q

前回の記事に書いたとおり、司法書士Qは程なくして逮捕されるに至りました。時は2001年、年の暮れのことです。

何とかして事務所の存続を企て、変わり身の司法書士を探していたあかつきでしたが、それも間に合うことなく「the end」と相成ったわけです。

犯した罪の内容を考えれば、二度と司法書士として復帰することは出来ません。

しかしQ自身は、刑の確定後も何事もなかったかのように似たような仕事を再開していました。それとは逆に、従業員は職を失い、取引先だった消費者金融から強制的に借り入れさせられた高利の借金だけが残る結果となったのです。

逮捕後も他の仕業(土地家屋調査士)で名義借り!長年にわたり違法行為を重ねる

Qが似たような仕事を再開したというのは、どういう事でしょうか?

Qは、公文書偽造罪、公正証書原本不実記載罪、同行使罪などの罪に問われ、執行猶予付きの有罪判決が下りました。

当初は、犯罪の悪質さから執行猶予は付かないと予想されましたが、代理人弁護士の指示でひたすら反省した内容の「嘆願書」を裁判所に提出しまくる事で情状酌量を得たといいます(本人談)。

刑の確定により、さまざまな資格で「欠格事由」というものに該当することになるため、法で定められた期間はさまざまな仕業の登録などが禁止されます。

しかしQは、もう一つ保有している資格「土地家屋調査士」の仕事を続けていました。土地家屋調査士のほうは逮捕前に土地家屋調査士会を退会し「懲戒逃れ」を行いましたが、欠格事由に該当する以上、その期間中は登録できません。

司法書士Qが画策した土地家屋調査士会からの懲戒処分逃れ~第11章

【登場人物】①司法書士Q→6歳上の、身内の兄。私が転職して約3年後に重大犯罪を犯す。司法書士で業務禁止の懲戒処分になると同時に、東京法務局の刑事告発により執行猶予付きの有罪判決が下される。しかし、執行猶予期間中に無許可の測量会社を設立。さらに、土地家屋調査士の名義借りを受け、無資格業務を長年行なった疑いで現在、法務省と東京法務局が合同調査に着手。この件で、警視庁にも情報提供がされる。②私(M)→この当時は...

反省などの気持ちはまったくなく、刑期中も何食わぬ顔で違法な行為を続ける「悪徳先生」。こんな人間をどう思うのかについては、読者さんの判断に委ねます。今、あなたの目の前にも、このような犯罪者が野放しにされ、何食わぬ顔して紛れ込んでいる可能性があります。それが日本という国なのです。

P.S.しかし、約17年以上が経過した現在、この当時からずっと行なってきた違法行為につき、法務省と東京法務局が調査に乗り出しました。警視庁も捜査に動き出すはずです。執行猶予期間中に数々の違法行為。今度の有罪判決は、おそらく「実刑」となるに違いありません。

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Posted by M
FC2ブロガー/ファッション研究家/企業家/投資家/不動産コンサルタント/会社経営/将棋六段/おうちごはん男子部/料理を悪戦苦闘修行中/ヘッドスパとスイーツをこよなく愛する46歳/2011年38歳の若さでほぼ末期の胃がん宣告/奇跡的に生還!/人生なんて気持ち次第!!きっとなんくるないさ~
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