がんで亡くなる前に食べたいもの ご飯の思い出

2019年03月27日
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胃切除後の料理など
白いご飯のイメージ画像

がんで亡くなる前に食べたいもの。やっぱり、死ぬ前に食べるのなら「米の飯」だ。胃がんで胃を全摘するまでのボクは、白飯が大好物だった。

仕事漬けの忙しい毎日のなか、帰宅するのはいつも深夜の1時か2時。晩ごはんといえば、帰り道に立ち寄るセブンのお弁当ばっかりだったけど、それだけでは物足りなさを感じる大食漢だった。で、お弁当と一緒によく購入したのが、卵と白ごはんの大盛り。〆にはいつも、卵かけご飯を食べて寝た。

また、卵がないときは、お弁当のあとにカップラーメンをよく食べた。1.5倍のスーパーカップが多かったのだけれど、その残り汁を〆に、さらにごはんを入れてかっ込んだものだ(笑)

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胃がんになる前は「無類の白飯好き」~ボクが大食漢だった頃

料理を覚えたのは、胃ガンで胃が無くなってから。手術後は、外食どころか、セブンの弁当ですら食べられなくなったのです。病気になる前は、食材の炒め方や油の使い方、包丁の切り方もわからず、突然ガラッと様変わりした食生活には戸惑いの連続でした。

炊飯器のイメージ画像

しかし、こんなボクでも、炊飯器だけはなぜか、社会人になる前から持っていたのですから不思議なものですね。それだけ白飯が好きだったのでしょう。ご飯を炊くことだけは唯一、ボクでもできる料理だったのです。学生の頃は、2㎏お米を買ってきて、コンビニのおかずと一緒に、おかずがない時は、卵かけご飯ばかり食べていたのを思い出します。

ただ、ボクが白飯の食べ方で一番好きだったのは、炊きたての白ごはんをそのまま、おかずなしで食べることでした。熱々で、ふっくらした炊きたてごはんは、甘みがあってとても好きでした。食べているうちに止まらなくなり、2合炊いた白飯を完食することもあったほどです。

胃ガンで胃がなくなったら激変した嗜好や食生活のこと

これほど無類な白飯好きのボクにとって、胃ガンで胃が無くなったことはとても大きなことだった。なにしろ、胃の喪失により食生活が一変。嗜好がガラリと変わってしまったのだから…。大好きだった白飯が、まったく食べられなくなってしまった。一時期は食べられるときもあったけど、また駄目になった。現在ではもう、ご飯すら炊いたことがありません(汗)

胃全摘後のボクにとって、あの、ご飯のおいしい「甘み」は、一番の大敵となりました。糖質の摂取により、異常なほどの血糖値スパイク(ダンピング症状)を引き起こすようになったからです。

最後の晩餐「がんで死ぬ前に食べたいもの」はそれでも白飯だった

では、「最後の晩餐」として『がんで死ぬ前に食べたいもの』は何か?と考えると、それはスイーツでもラーメンでもなく、ボクにとってはやっぱり「白飯」を食べることだった。

現在は、血糖値の問題のほかにも、物理的な状況の「つかえ」というものが、白飯を食べることをいっそう阻むようになった。腹膜播種がはじまっているのかもしれない。

腹膜播種で食事できないステージ4末期がん患者さんの談話が参考に

こんにちは。胃がんブログの管理人Mです。本日は、原発巣の胃がん術後から6年11ヶ月と3週間目。転移性肝がんで余命宣告を受け、治療の放置を続けてから5ヶ月と2日が経過しました。...

しかし、たとえ完食できなくても、死ぬ前にはやっぱり白飯を食べてみたい。そう思ったボクは、ひさしぶりに土鍋でご飯を炊くことにした。「メシ友」はどうしようか?

胃の全摘後、料理歴7年の自分がつくる親子丼!が一番おいしかった

親子丼のイメージ画像

悩んだあげく、ボクは「親子丼」を作った。幼い頃は、近所のお蕎麦屋さんでよく親子丼を食べた記憶が残っているから、長い歴史の中でさまざまな親子丼を食べてきたことになる。お蕎麦屋さんの親子丼は、お蕎麦屋さん特有のめんつゆダシと甘みの組み合わせがちょっと濃すぎたかな…。

胃の全摘後、ボクの「料理歴」も約7年。包丁の使い方すらわからなかった頃に比べると、何不自由なく料理ができるようになった。料理の醍醐味は、日々の上達ぶりが自分で食べて実感できることにあるのだと思う。

ボクが作った親子丼

結局、自分の作った親子丼がこれまでで一番おいしかった。

食べはじまるとやっぱり冷や汗と目まいに詰まりが同時発生(汗)半分たべたところでギブアップ。その後はずっと寝込んでしまった…。

しかし、死ぬまでに悔いの残らぬよう、無理してでも白飯を食べ続けてみようと思う。


土井善晴 (著)
内容紹介
簡単は手抜きじゃない
料理は面白い!
素材から始まる料理のいろは 土井善晴

『おかずのクッキング』放送45周年&テキスト40周年を記念して、土井先生の人気連載「素材のレシピ」が、ついに1冊の本になりました!

土井先生曰く、「後にも先にも、このような本は出ない」。

■本書の特長
・約10年分の連載の中から、野菜、肉、魚、加工品など75素材・300レシピを収録!
・定番料理からひねりの利いたアイデアレシピまで、1素材につき4レシピを掲載
・冷蔵庫にある材料で、毎日の献立がすぐ決まる!使えるおかずが満載!!
・素材の持ち味を生かしたシンプルな料理

■こんな時、こんな方におススメ!
・冷蔵庫にある材料で何を作ろうか困ったときに
・食卓にもう1品増やしたいときに
・料理のバラエティを増やしたい方に
・これから料理を始めたい男性に
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“一家に一冊”あると安心&便利な、これからの定番レシピ本です!

■便利な機能
・それぞれの素材が「おいしい季節」を色分け表示
・巻末に、掲載の75素材以外の素材も簡単に検索できる便利な「逆引き索引」

■収録素材(一部抜粋)
アサリ、青じそ、イカ、アスパラガス、油揚げ、アボカド、いんげん豆、えのきたけ、エリンギ、オクラ、かぶ、かぼちゃ、キャベツ、きゅうり、ゴーヤー、ごぼう、小松菜、さつまいも、里芋、しいたけ、しめじ、じゃがいも、春菊、ズッキーニ、ソーセージ、大根、たけのこ、玉ねぎ、ちくわ、ツナ缶、豆腐、トマト、鶏むね肉、鶏レバー、長芋、なす、納豆、にら、にんじん、にんにく、ねぎ、白菜、ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、みょうが、餅、もやし、レタス、れんこん 等



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M
Posted by M
FC2ブロガー/ファッション研究家/企業家/投資家/不動産コンサルタント/会社経営/将棋六段/おうちごはん男子部/料理を悪戦苦闘修行中/ヘッドスパとスイーツをこよなく愛する46歳/2011年38歳の若さでほぼ末期の胃がん宣告/奇跡的に生還!/人生なんて気持ち次第!!きっとなんくるないさ~
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