「知人がガンと診断されました」まわりの接し方、言葉のかけ方は?

M

2019-04-22
がんブログ
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知人が がんと診断されたときの接し方、言葉のかけ方 イメージ画像

胃がんブロガーのMです。今回は視点を180度逆さまにして、「知人がガンになったときの接し方」についてのお話しを。

がんと診断される人は年間約100万人にのぼると言われますから、職場の仲間や知人、親戚、ご近所などから「がんになった」という知らせを受けることが珍しくない時代になりました。

身近な人から「がんの報告」を受けたとき、どのように接することがサポートになるのか?考えてみたいと思います。

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「がんは死に至る病」という認識はNG

まず、簡単なことから。一時期、「がんは働きながら治す時代」なんていうCMが流れていました。営利目的で、まるでがんという病を一括りにしたようなふざけたCMだなぁと思いました。

がんを軽んじた認識が広まると、それによって苦しむ人も出てきます。

ガン患者です。「ガンは働きながら治す時代」とCMで言っているおかげで、抗がん剤治療で会社を休職したいと願い出た時、今、ガンて休まなくていいんでしょ?って云われました。本当は休まなくていいのに、甘えて休むみたいに思われるのどう思いますか?

ガン患者です。「ガンは働きながら治す時代」とCMで言っているおかげで... - Yahoo!知恵袋

しかし、このキャッチフレーズには、がんの治療法が月単位で進歩していることを受けての意味合いが込められていて、あながち間違いでない部分があるのも事実です。

ですから、がんと診断されたら必ずしも終わりではないということをまず認識するべきだと思います。

よって、「がんは死に至る病」という認識はNGです。

がんと診断された人がショックを受ける言葉をかけるのはNG

あるがん患者さんは、まわりの人から「残念でしたね」と言われたことがショックで、「私は残念な人なのか」と思い涙が出たといいます。

さらに、40代の乳がん患者さんは「検診を受けなかったの?」と言われて責められている気になったそうです。

また、肺がんの患者さんは自分がたばこを吸っていないのに「たばこ吸ってたんでしょう?」と言われてショックだったという話しもあります。

これらの発言はいずれも軽率な気持ちから発せられる言葉で、ただでさえがんを患ったことでナーバスになってる患者さんをさらに傷つける結果となります。

その他にも「かわいそう」や「若いのに」という言葉も、憐れんでいるような感じの意味合いが含まれることから、がん患者さんに違和感や疎外感を感じさせてしまいます。

このような言葉は「がん=死に至る病」という認識を持った人が軽率に発言する傾向があります。

たった一言のNG発言によって「あの人はもうだめだろう」という烙印を押されてしまうことがあるのがつらい、というがん患者さんも少なくないのです。

周囲のそうした不用意発言は、がんで闘病中の人を傷つけるものですから、絶対にやめたほうがよいと思います。

よって、がんと診断された人がショックを受ける言葉をかけるのはNGです。

エビデンスのないような間違った治療情報を流すのはNG

がんと診断された人がまず直面する壁が、「どの治療法」を選択するかという問題です。

がんの治療法については、検査でよく調べたうえで医師と話し合い、自分の希望も伝えながら共同で選ぶべきです。

それなのに、患者さんはなぜか医師の話よりも知人から聞いた話しのほうを信じることがあります。

エビデンスがある標準治療は副作用が怖いといって、知人から教えられた高額でエビデンスのない治療法に頼った結果、症状を悪化させてしまうことも多いそうです。

標準治療というのは、統計的に検証され、効果があると確認された治療法なのですが、知人が間違った情報を流すことで本人が治療の選択を誤ってしまうことだってあり得るのです。

よって、軽率に間違った治療情報を流すのはNGです。

他の人の治療法と比較するのはNG

他の人の症状が良くなったからといって、他人がその治療法を勧めるのは禁物です。がんは種類や個々人の病状により治療法が異なってくるからです。

また、がんの治療は、がん患者さん一人ひとりに合わせるオーダーメイドなわけですから、他の人がこうして治ったから、という情報を安易に勧めるのは危険なのです。

よって、容易に他の人の治療法と比較するのはNGです。

おわりに

がんに対する認識の低さから、がん患者さんには不用意で軽率な接し方をしてしまいがちです。

しかし、それにより患者さんは社会から切り離された気分になったり、疎外感を植えつけられた気持ちになって落ち込むこともあるわけですから十分に注意したいものです。

がんは、日本人の2人に1人がなる時代と言われます。いずれは自分だって同じがんで悩む可能性もあるのです。

よって、周りの人達は今のうちから勉強のつもりでこれまでに書いてきたことをくみ取りつつ、がん患者さんと接することが大切だと思います。

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