和解勧告による和解金提示と録音反訳書の提出、裁判準備手続に寄せて

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2019-06-07
今日のエッセイ
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東京地方裁判所 裁判 準備手続

胃がんの手術から6年6ヶ月と19日目にまさかの再発。2018年10月24日に転移性肝がんと診断され、もしも治療を放置した場合は、生きられて「最長1年」と余命宣告を受けました。

あの、ショッキングながん告知から本意でない無治療を続けて7ヶ月と2週間目となる本日は、係争中の裁判における準備手続きの日でもあります。

昨夜おそくに代理人弁護士さんから連絡があり、準備手続きの打ち合わせをおこないました。

打ち合わせの趣旨は、まず今回の証拠として提出する音声録音データの件。そして、前回の裁判準備手続きで裁判官から和解勧告がなされ、被告である相手側も拒否しなかったということなので、和解案としてこちら側が譲歩する和解金提示額についてでした。

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「録音反訳書」の提出で証拠固めも完遂

音声録音データについては、以前の記事で取り上げたように「文字起こし」の作業を経たうえで『録音反訳書』として裁判所に提出。

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これまでにも、証拠として実印付きの契約書やそれを裏付ける被告の署名実印入りの書面、取引先企業や職場関係者の証言を記録した陳述書など、あらゆるものを提出済みです。

それに対する被告側はというと、何もまともな証拠を提出することなく、知らぬ存ぜぬの虚偽主張一点張りが続いております。

しかし、今回の録音反訳書を提出することによって証拠固めのほうはこれですべて完璧に済んだものと思われます。したがって、被告側はこれまでの主張が虚偽であったことを認めざるを得ない状況となるわけです。

裁判所からの和解勧告、和解案として譲歩する「和解金提示額」のはなし

次に、裁判所からなされた和解勧告について、和解案として譲歩すべき「和解金提示額」をどうしますか?と代理人弁護士さんから尋ねられました。

▼和解勧告とは?

民事裁判では、裁判所から当事者にこの件は話し合いはできそうですかと聞いてきたり、裁判所として和解を勧告しますと言って、和解の協議になることが多いです。 民事裁判は紛争の解決を目的とするものですから、判決をしなくても当事者が合意できればそれでいいという考えです。 和解の合意ができれば、裁判所が合意内容を調書にします。

引用:和解について | 庶民の弁護士 伊東良徳 スマホ・携帯サイト

いちおう、ボクのほうは、仕事が出来なくなったことによる、その間の年収実損額1億円でイイですよと返答。そして、会社として被った営業損失や、ボク自身の名誉毀損にかかる請求分は譲歩するつもりだと付言しました。

裁判所にはこちら側が100%正しいことを立証済みのため、本来なら判決を得るまで裁判を続けるのが筋です。しかし、それをやると余命の少ないボクにとって得策なのか?という問題がどうしてもネックとなるのです。

また、1億円を勝ち取ったところで、余命わずかなボクには何ら意味をなさないことも然り。せいぜい、ゆっくりとがんの延命治療を受けながら残り少ない時間を過ごすくらいです。

よって、余ったお金はすべて弁護士さんか主治医に「清算型遺贈」という形で寄付し、困った人のために役立ててもらおうと思っています。

おわりに

裁判は、たとえ自分が100%正しい側(原告)であったとしても、身も心もボロボロにされます。なぜなら、100%悪い側(被告)にも同等の主張する機会が与えられるからです。

どうにか裁判を長引かせようとする被告は、嘘を付いたり虚偽の主張を繰り返します。これにより、ヘタをすれば何年にもわたり時間とお金を無駄に費やしてしまうことになります。

現在のボクが痛感していることは、いかに日頃から自己防衛の備えが大切かということ。裁判などに持ち込まぬようにすべきです。

よって、下記のような言葉を気軽に発する人がいますが、ただのハッタリに過ぎず、何も物事を分かってないということになりますので、肝に銘じましょう。

  • 「出る所に出てもいいんですよ!」とか「訴えますよ!」などと口癖のように語る人

→出る所に出て困るのはあなたかも知れません。

  • 「知り合いに弁護士がいるから」とか「大学時代の友達に弁護士がいるから」などと意味不明なハッタリをかます人

→そんな浅い付き合いの人間をダシにするあなたのことを、弁護士は相手にしてくれないと思いますが。


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