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【セカンドオピニオン体験談】癌と診断された時。他の医師に相談したら実際どうなる?

【セカンドオピニオン体験談】癌と診断された時。他の医師に相談したら実際どうなる?

がんブログ
2019/08/31
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がんと診断されたとき。今後の治療も含めて、主治医とは別の医師に相談する「セカンドオピニオン」が大切だと言われます。

ところが、現実の問題として実際にはどうなのでしょうか?主治医が寛容な人ならセカンドオピニオンも受けやすいのですが、実際にがんを経験した僕自身、やはり人間関係というものは難しいものだと考えさせられるものがありました。

今回は、その大切さがよく説かれているセカンドオピニオンについて、僕が経験した実際の現場での様子を織り交ぜながら解説しています。

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セカンドオピニオンとは?簡単に言うと…

改めて、セカンドオピニオンとは?簡単に言うと、どのような意味でしょうか?これについては、主治医以外に相談したいのですがという記事でもわかりやすく説明されています。

セカンドオピニオンは、患者さんが納得のいく治療法を選択できるようするために、主治医とは別の医療機関の医師に意見を求めることをいい、家族や知人など患者さん本人でなくとも受けることは可能です。

セカンドオピニオンで主治医と同じ診断や治療方針が説明された場合であれば、自分自身の病気についてより理解が深まりますし、主治医の説明に納得がいかなかったり、別の治療法を探したいという場合でも、別の角度から検討してもらうことができます。

【素朴な疑問】がんの診断や治療法は病院や医師の違いで大きく異なるものなの?

勘の良い人なら、ここで「おや?」と疑問に思うことがあるかもしれません。それは、「がんという病は、病院や医師の違いで診断や治療方法の内容が異なってくるものなの?」というもの。

これまで大病の経験がない人はなおさら疑問に思いますよね。普通の風邪などですと、どこの病院を選んでも同じように見えますし…。やはり、風邪とがんとでは話しが違ってくるのでしょうか?

あくまでも僕の場合に限って言いますと、最初にがんの診断を受けた病院ともうひとつの病院とでは全く内容が違っていました。おそらく、これが純粋な意味でのセカンドオピニオンだったなら僕は正しい判断が出来たのでしょうか?

【僕の体験談】初めての胃がん宣告からセカンドオピニオンに至るまで

僕は2011年の11月に、胃カメラやMRI検査をした大学病院で医師から突然、人生で初めての「胃がん宣告」を受けました。

人生初の胃がん宣告…。ファーストオピニオンで医師から告げられた診断内容とは?

とにかくがん手術をまくし立てるファーストオピニオンの医師

大学病院で行なった検査結果を聞くために、診察室へ呼ばれた僕は、医師から突然の胃がん宣告を受けました。これが、いわゆるファーストオピニオンというやつですね。がんのステージなど、詳しい病期は告げられませんでしたが、とにかく胃がんがかなり進行していてがん細胞が直径20センチほどにまで巨大化していると…。

一刻を争う緊急事態のため、来週早々にでも入院をして手術をします、とまくし立てられました。このままですと、こちらが意見する機会も与えられないようなゴリ押し振りだったので、若い医師の説明には何か本能的な拒絶反応を感じた記憶が残っています。

医師は今後の治療について、まず緊急手術をおこなうと言いました。そして、手術では胃と脾臓を全摘出したうえで食道も少し短く切りましょうと。さらに、リンパ節には転移が見られるので、大きな範囲を郭清しますと説明されました。万が一、膵臓にも転移が見られた場合には膵臓も切除することになるが、後遺症としてリウマチを発症する可能性が高いと忠告も受けたのです。

会話のキャッチボールを無視した医師の説明がまったく信用出来なかった

この記事をご覧の皆さん。人生で初めて「がん」という病名を告げられた人間に対して行なわれた医師の説明をどう思いますか?最初の「胃がん」という病名の告知からリウマチの話しまで、こちら側の相づちすら待たず、間髪いれずにセリフが続いたのです。

僕は、会話のキャッチボールを無視して行なわれた医師の説明がまったく信用できませんでした。これがもしビジネスの場だったら「未熟者」と判断されるところです。そこでとりあえず、手術を含めた一切について同意せず、後ほど電話で返答すると伝えてその場を後にしました。

身内の兄のおかげでがんセンターをセカンドオピニオンの相談先に

さすがに、押し売りのようにまくし立てられたら、この医師の話しだけを信用して治療を始める訳にもいきません。

しかし、だからと言ってどうすれば良いのか?この時の僕は人生で初めて突然の「がん宣告」を受けたショックで、冷静な判断が出来ない精神状態にありました。

途方に暮れていると、胃がん宣告を一緒に聞いていた身内の兄が胃がんの手術実績の高い病院をインターネットで調べてくれました。これがきっかけで、がんセンターという特定機能病院の存在を知ることになった訳ですから、今の僕があるのは兄のおかげなのかも知れませんね。

がんセンターは東京に2ヶ所。どちらにするか迷った挙句、知り合いの「築地のがんセンターがいいわよ」という意見もあったので、築地にある国立がん研究センター中央病院をセカンドオピニオンの相談先に決めたのです。

セカンドオピニオンをやめて国立がん研究センター中央病院へ転院することに

僕は最初、ファーストオピニオンの医師に内緒でセカンドオピニオンを受けるつもりでした。そこで、一番最初に胃カメラ検査をしたクリニックへ行き、がんセンターへの紹介状を書いてもらったのです。

ところがその後、がんセンターに問い合わせたら、この紹介状では駄目だと言われました。医師同士が知り合いで、医師から医師への紹介状でないとがんセンターでは診てもらうことが出来ないのだそうです。

僕は仕方なく、ファーストオピニオンの医師に連絡を取りました。そして、がんセンターに相談したいのだけれど、医師に知り合いがいないか問い合わせてみました。

それを聞いた医師は、とても嫌そうな返事をしたのを今でもよく覚えています。そして、渋々といった様子で僕に言いました。「東大医学部の先輩がちょうどがんセンターで医師をやってるから紹介することは可能だよ。」

この時の医師が高圧的な態度だったこともあったので、僕はセカンドオピニオンではなく転院をお願いしました。この先生とは信頼関係を築いていくのが無理だと思ったからです。

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おわりに

医師からセカンドオピニオンの相談を受けるがん患者

転院先のがんセンターで、医師から開口一番に言われたのは「うちに来て良かったね。〇〇君のもとで手術していたら助からなかったよ。」ということ。これにはびっくりしました。

さらに「うちと比べると普通の大学病院は10年くらい研究が遅れているから…」とも言われ、がん治療は病院の選び方で内容が全然違うんだと知ったのです。

果たして、僕がファーストオピニオンの病院で手術を行なっていたらどうなっていたのか?については神のみぞ知る範疇であり、答えはありません。しかし、がん治療を行なっていくうえで、医師との信頼関係は最低限の条件だと思います。今では、がんセンターに転院して本当に良かったと感謝しています。

巷では簡単にセカンドオピニオンなどと言いますけども、現実はなかなか言いにくかったり、医師の対応しだいではかなり嫌な思いをする場合もあります。やはりそこにはいろんな人間関係のしがらみも絡んできますからね…。

ただし、医師から一方的にまくし立てられたりした場合は決して言いなりにならないことが大切です。今後の長い期間にわたってがんと闘っていくうえで、その医師を信じて身を任せられるのか。医師との信頼関係。これが一番大切ながん治療の選択基準にも思えます。

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