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【分子標的薬】「癌が消えた…」ハーセプチンの効果、ガチで奇跡が起きる。

【分子標的薬】「癌が消えた…」ハーセプチンの効果、ガチで奇跡が起きる。

シン・胃がん闘病記
2023/08/18 0
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#緩和ケア #余命宣告 #肝転移 #肺炎 #膿胸 #肝臓がん #胃がん #抗がん剤 #ハーセプチン #分子標的薬
ゆうらりHappySmile 管理人 M日中は、完治不能の肺炎(膿胸)のために、まるで富士山の頂上で生活してるみたいに呼吸が苦しいなか、ブログをゼロから書く作業が非常に困難で、前回の記事から長らく更新が止まってました。

ちなみに、分子標的薬・ハーセプチンと抗がん剤を併用した「SOX + HER」療法の方は、副作用に苦しみつつも何とか3クール目まで耐える事ができ、現在4クール目に突入した所です。

しかし、肝臓全体に癌細胞が転移した状況では完治させる事が不能で、既に「延命」しているだけ、という事になってしまうのだけれど(汗)、3クール目の終了後に行なわれた先日のCT検査で"奇跡"とも言えるトンデモない分子標的薬の効果が検査結果にあらわれたらしい…。

外来化学療法のこと

外来化学療法室

そもそも化学療法は、入院して投与しなければならない特別な種類のものを除き、毎回通院して(外来で)行うべきものらしい。これは政府が決めた指針で、そうしないと保険適用されず、自由診療扱いになってしまうようです。

これが、「延命」するための僕にとっては非常に厄介な話しで…。なぜなら、僕は現在、自力で階段を上がる事や長時間歩いたり出来ないほど体力が弱っている状態。さらに、膿胸という肺炎の悪化によって右側の肺(肝臓ガンの上)が全く機能しなくなってしまい、24時間ずっと息苦しさに苦しみながら生活しているのです。

こんな状況ですから、まず病院に行く事がとても困難なワケであり、それから化学療法の投与を始めるとなると、いくらなんでも無理筋だろうと…。

化学療法を点滴中の様子

当然ながら、それは医師達も承知していて、化学療法1クール目を特別に入院して受けさせてくれたり、元犯罪者である身内の兄に協力を求める連絡を取ってくれたりしてくれました。ところが、過去に一線を越えた重大犯罪を犯し、社会から逸脱した行動ばかりしてきた身内の兄は、またもやトンデモない捨て台詞を吐いて逃げ回っているのを下記の記事に書いた通りです。

【胃がん 術後 肝転移 肺炎 膿胸】親族の非協力で治療が再び頓挫する事態に

【胃がん 術後 肝転移 肺炎 膿胸】親族の非協力で治療が再び頓挫する事態に

「弟の身に何かあった場合は、連絡をもらえれば対応する。しかし、まだ身体が動く間は、何をされるかわからないので会う事が難しい」実は、入院したのにも拘らず結局、がん治療を始める事が出来ませんでした。死亡率30%の危険性があるがん治療を行なうにあたって親族である兄に医師の側から何度も連絡したものの、折り返しの連絡がなかったからです。そこで登場したのが冒頭の台詞。この台詞は一体、何を意味するのでしょうか?僕...

しかし、2クール目以降は病院にこれ以上の迷惑をかけるワケにもいかないため、死ぬほどの苦しみに耐えながら何とか外来にて化学療法を受けています。ギリギリながら、おかげ様で現在はやっと4クール目に辿り着く事が出来ました。

「SOX + HER」療法、3クールで取り止めに!?

ちなみに、「SOX + HER」療法は、当日の朝にまず血液検査をおこなった上で、その結果を見てから医師の判断でやるかどうかを決定します。したがって、数値が悪ければ何もせずにそのまま帰宅する事になるワケです。

実は、前回の3クール目で行なった血液検査の数値がかなり悪かったらしく、「SOX + HER」療法自体をやめる話しが持ち上がりました。

「腫瘍マーカーが悪化しているんですよ」

2023年7月25日_血液検査結果_詳細情報

医師からそう言われた時は「嗚呼、『延命』すら出来なくなるのか…」と、非常にガッカリしつつ、もうこれで全てが終わるのか?と、先行きに不安を持ちざるを得ませんでした。

ただし、「延命」する手段が何もなくなったワケではなく、こうなった場合の代わりとして抗がん剤は他に何種類も用意されているとのこと。それを聞いた時は流石にホッとしました。

今回は、他の抗がん剤を準備するのが今からだと間に合わないため、「とりあえず3クール目はもう一度『SOX + HER』療法でいきましょう」という事に。そして、「次回の抗がん剤は、別の日にCT検査で来てもらって、その結果を見てから決めましょう」となりました。

トンデモない奇跡

ゆうらりHappySmile管理人

3クール目の開始から2週間が経過(ティーエスワンの服用が終了)した日の翌日、僕は造影剤CT検査を受けるために病院へ。その結果を見た上で、1週間後に投与する4クール目の抗がん剤が決まる事になっています。

なお、この日は診察がなく、CT検査だけだったので、4クール目の当日に新しい化学療法の詳細を知らされる事になっていました。

ただでさえ、副作用で辛い日々を過ごしているのに、今度はどんな抗がん剤を投与する事になるのだろう…。4クール目が始まるまでの残り1週間は、不安な気持ちで生きた心地がしませんでした。

ところが、4クール目の抗がん剤は別のものに代わる事はなかったのです。なぜなら、CT検査の結果には、トンデモない奇跡が起こっていたからです。

分子標的薬・ハーセプチンの効果で「癌が消えた…」

実は、奇跡的なCT検査の結果を知らされるのに先立って、僕自身の体には3クール目の開始以降、驚くべき異変を感じ取っていました。

ここ数年、胃癌の再発・転移した僕の肝臓は、ガン細胞の肥大によって、まるで「たん瘤」のようなデッカイ固いしこりが出来、その圧迫感がさんざん僕を苦しませ続けてきたのだけれど、3クール目の開始から1週間くらい経過した8月上旬に突然デッカイ「たん瘤」が消えたのです。

デッカイ「たん瘤」が 消えた事に気付いた時は、とても驚きましたが、4クール目の診察時にその事を医師に報告したところ、おそらく分子標的薬・ハーセプチンの効果だろうと…。

さらに、医師からは劇的に肝臓のガン細胞が消えたCT画像を見せてもらい、「なるほど。『たん瘤』のような固いしこりが消えるわけだ」と、思わず納得してしまうほどの奇跡が起こったのだと分かりました。

CT検査_肝臓_癌_before_after_画像

これについては、診察時における医師との会話のやり取りを記録した音声データをYouTube上に公開しましたので、是非とも聴いてみて下さい。

【奇跡】癌が消えた…分子標的薬・ハーセプチンの効果ガチでヤバい! YouTube動画

おわりに

当初は、なかなか血液検査の数値に良い結果が反映されなかった『SOX + HER』療法。僕の場合はどうやら、遅れて数値に反映されるタイプのようです。化学療法4クール目の外来時に行なった血液検査はCT検査と同じく、前回と比べて劇的に数値が良くなっていました。

2023年8月15日_血液検査結果_詳細情報

したがって、今後は引き続き「SOX + HER」療法を継続していく事になったワケですが、懸念されるのは、僕の体がいつまで化学療法に持ち堪えられるのか?という事。

段々と体力が弱ってきているせいか、4クール目の副作用は今までにも増してさらに辛いものになっているようです。肝心の元犯罪者の兄がいまだに非協力のまま逃げ回っている状況では、これから先いつ化学療法が中止となるかも分からない。

それどころか、身内の兄は、また逸脱した問題行動をとっている事が判明しました。どうやら、僕が「間もなく死ぬ」と色んな方面に言いふらしてるというのです。それは現在、僕の病状を知らないはずだった父親違いの姉から送られてきた下記のメールがキッカケで確認する事が出来ました。

父親違いの姉から送られてきたメール1

父親違いの姉から送られてきたメール2

おいおい。この延々と送られてくるメールの内容も何だかおかしいぞ。新種の宗教への勧誘か?一体、僕の家系はどうなってるんだよ…。本当、勘弁して下さい。こっちは洗脳ごっこしてる場合じゃないんだべさ…。

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創価学会の信者の身内の兄が「仏壇を買わないと、きっと…手術が失敗して死んじゃうよ」と物騒な言葉を使って高額の仏壇を買わせたイメージ画像

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