出典:笠井信輔official shinsuke kasai Instagram
こんにちは! 癌ブロガーのM(@yulari_happy )です。
「血液のがん」とされる悪性リンパ腫で闘病中の元フジテレビ・笠井信輔フリーアナウンサー(56歳)は、抗がん剤投与3クール目を目前に控えるなかでブログを更新。
笠井信輔アナは、抗がん剤副作用の「脱毛」について、自身にどのくらい起こったのかをはじめて明かしました。
さらに、笠井アナは原因不明の“頭汗”に悩まされていることも訴えました。僕も同じ症状を経験していますから、その原因について所感を書き記しておこうと思います。
笠井信輔アナ、抗がん剤副作用「脱毛」のハゲ具合を初告白
笠井信輔アナは、目下の悩みは”頭汗”。と題した記事を更新。ブログの中で、笠井アナに起こった抗がん剤副作用の「脱毛」がどのくらいだったのか?自身のハゲ具合について、最終結果を初告白しました。
3回目の5日間抗がん剤24時間連続投与を前に、私が今、1番悩んでいるのは
“あたま”のことです。
ご多分に漏れず、ほとんど抜けきってしまっていました。しかし、ツルツルではないんです。
100本ぐらいでしょうか?
しぶとく抜けずに残ってる“奴ら”がいまして、これが何か、かえって痛々しい感じなんです。
笠井アナは、自身の“似顔絵”を描いて抗がん剤の脱毛を説明。抜けずに留まっている髪の毛がまだ100本ほどあるのだといいます。
それにしてもよく似てますよね。この笠井アナの似顔絵(笑)
笠井信輔アナの脱毛は、抗がん剤副作用によってほぼ100%起こってしまった、ということになります。しかし、悩ましいのは、笠井アナも書いているとおり、髪の毛がまばらに残ってしまうこと。ツルんと綺麗に抜け落ちないところが抗がん剤の脱毛で生じる悩みのひとつなわけです。
【追記】笠井信輔アナ、間違えて抗がん剤の脱毛を「15日後」と報告(笑)
出典:「ついに、髪の毛が…」笠井信輔オフィシャルブログこんにちは! 癌ブロガーのM(@yulari_happy )です。悪性リンパ腫の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」を患ったことで、現在は入院しながら治療を続けている笠井信輔フリーアナウンサー(56歳)が8日にブログを更新。笠井信輔アナは、すでにInstagramで報告していた抗がん剤の副作用「脱毛」について、ブログのほうでも改めて報告をおこないました。僕から見ると、抗がん剤...
笠井アナ、抗がん剤3クール目は延期?副作用で白血球が半分以下
僕の抗がん剤スケジュール
さらに笠井信輔アナ。抗がん剤投与で起こるその他の副作用についても言及しています。
笠井アナは、まばらに残った髪の毛を剃り、スキンヘッドにしようと考えたらしいです。ところが、「しかし!」と前置きしたうえで「私は白血球が通常の人の半分以下なので、『もしカミソリで傷がついてしまうと、傷の治りが悪くなる』と、先生に止められ」たといいます。
笠井アナは、抗がん剤の副作用で白血球の数値が通常より半分以下になっていることを明かしました。
毎日ブログの更新を続けて元気ぶりをアピールしていた笠井信輔アナ。実際は、かなり危険な状況だったんですね。白血球の減少など、これらの状態を戻すための休薬期間でもあるわけですが、このまま回復しなければ3クール目の抗がん剤投与は延期ということになります。
前の記事にも書きましたが、抗がん剤については未解明なことが多く、副作用の緩和といっても、出来るのはせいぜい吐き気や痛み止めくらいのもの。ブログなど、あまりコン詰める作業はお休みして、くれぐれも無理なさらないようにしてもらいたいですね。
[所感]笠井信輔アナ抗がん剤2クール目を開始、前回の効果はなぜ報告なし⁈未確認が危険な理由
出典:笠井信輔official shinsuke kasai Instagramこんにちは! 癌ブロガーのM(@yulari_happy )です。「血液のがん」とされる悪性リンパ腫で入院治療を続けている元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さん(56歳)が、15日に自身の闘病ブログを更新しました。笠井信輔アナは、13日から抗がん剤投与2クール目が開始されたことを報告したうえで、2日目になって襲ってきたという、前回と同じような倦怠感を訴えています。しかし、何よ...
【体験談】笠井信輔アナの“頭汗”の正体は血糖値スパイクかも⁈
そして、笠井信輔アナが現在、“目下の悩み”としているのが、食事によって起こる“頭汗”のことだそうです。
笠井アナは「食事をしていると、なぜか“頭からだけ”どんどん汗が出てくる。 頭が汗をかくのはその時だけ。 ヘアキャップがしっとりと濡れてしまいます。」と、食事中だけ“頭汗”が止まらなくなるそうで、「これまでなかった事。 汗っかきでもないのに、キャップを取ってもどんどん出てくる。」と、つらい胸中を吐露しています。
食事にともなう“頭汗”これは、血糖値スパイクによるものかも知れません。僕が胃がんで胃を全摘してから、胃切除後症候群としてずっと悩まされている症状と同じです。
しかし、笠井アナは僕と違って胃の手術をしたわけじゃないのに、なぜ血糖値スパイクが起こるのでしょうか?これには吐き気止めのステロイドが関係している可能性があります。ステロイドの副作用は、そのひとつに高血糖がありますから。
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出典:笠井信輔official shinsuke kasai Instagramこんにちは! 癌ブロガーのM(@yulari_happy )です。前回の記事では、笠井信輔アナの抗がん剤副作用について取り上げました。笠井アナは、12日のインスタグラムで「昨日は本当にドサドサぬけましたんでね」と、一気に脱毛が進んだことを報告。さらに、体の重さ(倦怠感)や、貧血による2度のダウンなど、抗がん剤の副作用で起こる様々な症状の苦しさを訴えています。笠井信輔アナ...
それと、もうひとつ要注意なのが、悪性リンパ腫の治療にともなうリスク面です。悪性リンパ腫治療後の問題点として、次のように指摘されています。
悪性リンパ腫治療後の問題点として、二次がん、不妊症、心臓や肺を含む臓器障害、糖尿病などの生活習慣病、骨粗鬆症などの晩期合併症が知られています。
おわりに/がん治療で見落としがちな「血糖リスク」について
僕の抗がん剤副作用(看護師さんの説明)
抗がん剤投与は、ステロイドによって高血糖をもたらす危険があるというのに、病院ではなぜか血糖値を測定しないことが多い。
僕が抗がん剤治療をした時も、たしか1度も血糖値を測った記憶がありません。血圧に関しては、看護師さんが毎日のように測りにきましたが、血圧と血糖値はまったく違いますから。
この影響もあったのか、僕はがん治療のリスクとして治療後から重篤な血糖値異常を抱えてしまうことになったのです。
笠井信輔アナは“脱毛”のせいだと自論を展開していますが、誤った認識でこのまま放置すれば糖尿病を発症する恐れもあります。
病院が見落としがちな「がん治療にともなう血糖リスク」。笠井アナには、医師に相談のうえで一刻も早い血糖値の確認をしてもらいたいものです。
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