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胃がん手術後9年が経過…今まで体験した後遺症の中で1番辛かったのはどれ!?

胃がん手術後9年が経過…今まで体験した後遺症の中で1番辛かったのはどれ!?

AVANT:癌の余命宣告~共存
2021/04/05 0
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胃がん手術後9年が経過

ゆうらりHappySmile 管理人 M胃がん手術後から9年が経過しました。

こうやってブログ報告が出来るのも、ひとえに皆様方のおかげです。心より深謝申し上げます。

振り返れば、2012年4月5日の朝、僕は国立がん研究センター中央病院手術台の上にいたのです。心臓がバクバクして、もの凄い緊張感のなか、僕は全身麻酔で深い眠りに。そして、次に目が覚めた時は、人生がガラリと変わっていました。

胃がん手術は一瞬の出来事だった

胃癌の手術では、胃と脾臓を全摘出。それに加えて、ガンの転移したリンパ節の郭清や、食道の一部切除も行なわれたということです。

医師からは、大手術だったといわれています。しかし、全身麻酔をされた僕にしてみると、瞬きをしているうちに気が付けば終わっていた、と思えるくらいに一瞬の出来事でした。

胃がん手術後にはじめて分かった胃の大切さ

胃ガンの手術によって胃を全摘出した僕は、人間が生きていく上で「胃」というものがどれほど重要な臓器だったのかを痛感させられました。

手術の翌日から、まさかの歩行訓練歩行練習。全身に管が刺さっていて、起き上がるのでさえ困難を極めました。何とか起き上がると、今度は体が重くて呼吸が出来ませんでした。

胃が無くなってから初めての歩行。ところが、歩き方がまったく分からないことに唖然としました。この時は、手術直後だったこともありますが、人間という生き物は、お腹に力を入れないとまともに歩くことすら出来ないんだ、と気付かされたのです。

これまで大病の経験もなく、大食漢だった僕にとって、「胃の喪失」は人生の中で最もショッキングな出来事でした。

食べることが大好きで、いつも3人前くらいはペロリと平らげていたのに…。胃がん手術後の食事量は、1人分を食べるのもままならない状況となったのです。

胃がん手術後の食事

胃ガンの手術によって「食の楽しみ」を失ったものの、僕は無理してでもたくさん食べることを心がけました。なぜなら、術後の体重は20kg近くも減少したからです。

体重は、健康管理のバロメーター。このように考えていた僕は、体力を維持しつつ癌の再発を防ぐため、胃がん手術後の食事に最大限の努力をしました。

そんなわけで、胃がん闘病記にも綴ってきたとおり、普通の患者さんよりもかなり多くの食事量を摂取してきたのではないか、と思っています。結局のところ、体重については元通りになることが一度も叶いませんでしたけど(汗)

しかし、胃ガンの手術後は、食事量を増やせば増やすほど、ある症状がブーメランとなって返ってきました。それが、いわゆる「ダンピング症候群」というやつです。

胃がん手術後、9年間のうちで後遺症に苦しんだ一番の症状とは

胃がん手術後から現在までの9年間を振り返ってみると、胃全摘出にともなう後遺症で一番苦しんだのは、ダンピング症候群でした。

胃が無いと、食事によって糖分のある食べ物を食べれば食べるほど血糖値スパイクが激しくなるんですね。その発作が起きると、まるで服のままプールに飛び込んだかの如く全身が冷や汗でびしょ濡れになってしまう。

ダンピング症候群と呼ばれる血糖値スパイクの症状は、胃がん手術後の経過によって落ち着いてくるとか慣れるなんて言われています。しかし、そんな話は都市伝説レベルのデマだと思っていい。

ダンピング症候群は、一種の病気なのです。ダンピング症状を繰り返した結果、糖尿病を発症するほど進行することはあっても、いずれ収まって治るなんていうことがある訳ない。なぜなら、体内に取り込んだ糖分を、少しずつ適切に時間をかけながら吸収させる役割を果たすべき胃が存在しないのですから…。

世の中では、ダンピング症候群に対する間違った認識が定着しているためか、ダンピング症状を緩和するための研究もされていないように思います。ダンピング症状は、実際に胃が無くなってみないと分からないはずだし、苦しみが理解できない。おそらく、研究する側には胃がん経験者で胃無しの人がいないのでしょうから、仕方ないのかもしれませんが…。

胃がん手術後の後遺症「ダンピング症候群」は障害年金の審査で不利な理由

ちなみに、胃がん手術後の後遺症「ダンピング症候群」は、障害年金を受給する際の審査でも軽視されているのが現状です。上に書いた、世間の認識不足も一因と思われます。

さらに問題なのは、障害年金で後遺症の等級を裁定する側のトップが、血液検査の数値でのみ判断をすべきだ、という考えを持った医師が審査を担っている点です。

胃がん手術後の後遺症で問題となるのは血糖値であって、血液検査の数値は関係ありません。

こういった現実は、手術後に後遺症を抱えた胃がん患者がさまざまな問題に直面して苦しむ一因となっているのだと思われます。

胃癌とストレスの関係、僕の場合

つい最近、ネットでこんな内容の記事を目にしました。

高齢になったら、ある程度、人付き合いの輪を狭めていくことも大事だと思います。私の場合は、5年前に都知事を辞任してから自然と人間関係が希薄になっていったのですが、それも良かったと思っています。

はっきり言って、権力を持っていた時期にはいろんな人が寄ってきました。「俺の娘の結婚式には大臣が出席した」みたいなことを言いたい気持ちもわかるのですが、そういう目的で近づいてきた人たちの多くは、私が権力を失ったとたんに去っていき、見向きもしなくなりました。そういうときにこそ人間性は見えてきますよね。結局は私を利用したいだけだったんだな、と感じることも多くありました。政治家を辞めてからは、もう上っ面の付き合いはしたくないので、その意味では自然に離れてくれて、こちらも楽になりました。

これは一般社会にも当てはまることで、会社や組織でそれなりの地位にあった人は、引退したとたんに周囲の人たちがパッと離れていくことがあると思いますが、去る者は追わずでいいと思います。むしろ人間関係が整理されるチャンスだと思えばいいでしょう。

引用:バッシングの中で多くの人は去っていった……舛添要一流の終活「権力に寄ってくる輩とは付き合わない」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース

別に、癌の話しではありません。しかし、癌の経験者にとって、一度は遭遇しがちな「癌になったら苦労する人間関係」という意味で、共通する部分もあろうかと思います。

癌になった事をきっかけに、自分の周りからサーッと消えていく人間が少なからずいました。上の記事によると、つまり僕を利用していただけの人間ですね。たしかに、「人間関係が整理されるチャンス」というのは本当なのだと思いました。

もしも、癌のような命に関わる大病を患った時は、人間関係をシンプルにしたほうがいい。でないと、ヘタをすれば禍いを招くきっかけにさえなり得るのです。僕の場合は、利用するどころか、癌の闘病で弱っているのを良い事に危害さえ加えてくる輩もいました。それにより、長い年月をかけて裁判(現在、相手側に1億4000万円の損害賠償を請求中)を行なう事態に至ったわけです。

過去2度のガン宣告…直前に極度のストレスを抱えていた!

上に書いた事件を起こされた僕は、極度のストレスを抱えることになりました。胃がん手術後4年2か月が経過した頃の出来事です。

それからは、通常だと考えられない位のストレスを抱えながら生活していました。その結果、完治したはずだった胃がん手術後6年半目に再発が発覚。「転移性肝臓がん」と診断され、すぐに治療を始めなければ、長く生きられて1年という余命宣告も受けたのです。

振り返ると、最初に胃がん宣告を受けた時も、プライベートな人間関係が原因で、極度のストレスを抱えながら1年近くにわたって荒れた生活を過ごしていました。

今になって思うこと。人間は、尋常じゃない過度なストレスが襲ってきた時に、それを我慢し続けると癌になるんだな…。

ですから、癌のような大病を患った時は、これまで続けてきたストレスな人間関係を見直すことも大切かと思います。

【経験談】悪巧みした人間には因果応報が訪れます

ちなみに、人を利用したり、悪巧みをする人間には遅かれ早かれ必ず因果応報が訪れます。僕自身、何度も目にしてきましたから、因果応報というのは本当にある話しなんですよね。

因果応報は、なぜ起きるのでしょうか。相手側は、その認識すらなく色んな人間に悪行を繰り返しはたらいているため、どこかで必ず破綻を来すということなのかも知れません。

そういえば少し前、僕をさんざん利用して暴利を貪っていた人物に、因果応報が訪れていました。その人は、会社を追い出された挙げ句に豪邸を手放し、離婚。人生が急転直下したそうです。

今後も、僕を利用したり、僕に悪行をはたらいた人達は、順番に次々と因果応報が訪れることでしょう。

おわりに

実は、胃がん手術後9年が経過したことを素直に喜べませんでした。なぜなら、先にも書いた通り、現在は胃ガンが再発した「転移性肝臓がん」の進行で苦しんでいるからです。

胃がん再発で余命宣告を受けてから、未だに治療を始められずにいます。なぜ、今でもこうやって生きていられるのか?不思議な気持ちで一杯です。

ガンの進行による「直接的な痛み」というのを伴わない種類の癌なのか。それとも、「生きるか死ぬか」の二者一択を迫られる治療をあえてしない事で、緩やかに癌が進行しているだけなのか?

その辺の事はよく分かりません。現在は、とりあえずストレスが少ない状況に身を置きつつ、いつ終焉が訪れるかも知れない日々を噛みしめながら過ごしています。

こんな状況ですから、僕にとって目に見えない新型コロナウイルスだけは本当に怖い…。

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