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僕の胃癌は「10年前だったら不治の病」の意味がようやく納得できました

僕の胃癌は「10年前だったら不治の病」の意味がようやく納得できました

セントラルドグマ:父親の胃癌
2019/11/07 0
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#胃がん闘病記 #医療の歴史 #セントラルドグマ #胃がん #親の癌 #父親の胃癌 #家族の癌 #癌の遺伝 #不治の病 #レントゲン検査

ボクのカラダに胃癌、襲来 決戦 10年前は不治の病 医師の言葉 時を経て、納得…


胃癌ブログ『ゆうらりハッピースマイル』の管理人Mです。


ご訪問いただき、ありがとうございます(^^)


前回までは、父親が胃がんを患った昭和50年代の医療について、自分の覚えていることや、調べてみたことを書いてみました。


こうやって昔のことをいろいろ考察してみると、自分が胃がんになったときに医師から言われた内容が、さらに理解できたような気がするのですから不思議なものです。


医師から当時に言われたことは、頭でちゃんと理解したつもりだったんですけどね…。やっぱり、突然の胃がん宣告で、心に余裕がなかったのでしょうか?


僕は、胃がんと診断されたときに、医師から次のようなことを言われたんです。

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胃がんと診断。医師から「10年前なら不治の病」と言われたときの心境

父親の胃癌 不治の病 セントラルドグマ 第6話


キミの胃がんは、10年前だったら「不治の病」と言われるほどの重い部類に属するんだよ。


僕は、「不治の病」と聞いた瞬間に一瞬ドキッとしたのを覚えています。これまで大病ひとつしてこなかった人生でしたから、言われた内容が自分のことだとは、どうしても納得できない思いでした。


なぜなら、医師から自分の胃がんについて説明を受けているとき。僕はピンピンしているのですから(^_^;) ただ、食事をすると、食べものが喉のところで詰まってしまうだけです。


胃がん ≒ 喉の詰まり」という関連性に疑問を持ちながら、自分の身に宿している胃がんはただならない深刻な病期にあることが明らかにされていく…。


本当に癌という病気は恐ろしいですよね。ぜんぜん関係ないような所の異変が、進行胃がんの症状だというのですから(汗)


不治の病と言われて、頭では理解できるけど、体が納得してない。そのうえ、「10年前だったら」と言うけれど、10年前と今ってそんなに医療が変わったものなの?と思う。


その時の僕は、癌について全くの無知。言われることのひとつずつがよく分からないのだけれど、日本の名医と呼ばれる先生がおっしゃることですから、なるべく頭の中で理解するように努めました。

「10年」という医師の言葉が納得できた!驚くべき医療記事とは?!

レントゲン検査


父親の胃がんとの関連で、抗がん剤について調べていたところ、ある医療記事が目に入りました。


それは「潰瘍治療の変遷と内視鏡 - J-Stage」と題した記事で、日本における医療の歴史がつづられていて、内容を読むと、驚くべき医療の実態を目の当たりにしたのです。


この医療記事によると、日本で胃や十二指腸のX線検査レントゲンのこと)が行なわれるようになったのは、昭和30年代に入ってからなのだそうです。


それを知った僕は、「えーっ?!」と驚きました。もしかすると、平成生まれの人は、ピンと来ないかも知れませんね。ところが、僕の場合は昭和48年の生まれですから、昭和30年代というとほぼ10年前の話しなんですよ…。


僕の生まれる10年前の日本は、レントゲン検査でさえロクに普及してなかったのか!


胃カメラだって、内視鏡検査が本格的に普及を始めたのが昭和35年以後というのですから、CT検査どころじゃないわけです。


僕の生まれるほんの少し前は、胃潰瘍でさえまともに見つけられなかっただなんて(汗)

僕が子供の頃は「早期胃がん」でさえ完治させるのが容易じゃなかった

sick_ikaiyou


ちなみに、胃潰瘍が容易に治せるようになったのは、平成になってからなのだそう。これじゃあ、父親の生きていた時代に胃がんを患ったら簡単には治せないわけです。正確にがん細胞を特定することや、見分けるのでさえ難しかったに違いありません。


こんなことを知ってしまうと、前回の記事に書いた「病院と医師の腕次第」という話しも現実味を帯びてくるし、僕の主治医が「キミの胃がんは10年前だったら不治の病」と言っていたのも納得できるわけです。


父親の胃がんは一部切除だったわけですから、おそらく早期がんと診断された可能性が高い。しかし、癌が再発してこの世を去ったことを考えると、がん細胞をすべて取り除けなかったのかも知れませんね。父親の時代だと、再発したがん患者さんも多かったはずです。


胃がん ≒ 早期発見」と聞いて、容易に完治できると想像してしまうのは、今の時代だけだったんですね。父親が闘病した僕の子供の頃は、早期発見しても胃がんを完治させるのが難しい時代だったことがよく理解できました。

医療の進歩、癌は治せる時代と言うけれど…「簡単に死ななくなっただけ」

医療の進歩 癌は完治すると言うけど… なお発展途上 エヴァ風に


だからといって、現代医療は本当に進化を遂げたのでしょうか?よく、〇〇を発見したとか、〇〇が開発されたなど、多くのニュースが報じられています。そのような話題を見たり聞いたりすることによって、我々は「がん医療が進化している」と思ってしまうわけです。


しかし結局、あれもこれもいまだに試行錯誤しているだけに過ぎないのかも知れません。どんなことでもそうですが、技術というものは、ただ存在するだけでは意味がないもの。技術には長い年月をかけ、熟練させることが必要です。


癌は治せる時代に」とか言われますが、僕の胃癌が再発したことを考えると、どれだけ医療の進歩が唱えられたところで、所詮はいまだ発展途上に過ぎないのだと思います。


端的に言うと、現代は癌になっても完治するかとうか分からないけれど、簡単に死ぬことだけはなくなった時代、というのが適切な捉えかたなのではないでしょうか?


つづく。

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