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「がん治療」は病院選びで異なるブレーキの壊れたダンプカー

「がん治療」は病院選びで異なるブレーキの壊れたダンプカー

ステージ3B-多発性高度リンパ節転移胃癌
2018/01/13
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病院選びで異なる「がん治療」は「ブレーキの壊れたダンプカー」まさか、胃がんと知らずに某警察病院での精密検査!クリニックの紹介で精密検査に訪れたのは、某警察病院。すでに検査の予約が入ってたので、初診の手続きを済ますとそのまま検査が開始された。

胃がんという病気の恐ろしいところ

前回の記事で、私が「胃がん宣告」を受ける直前の頃について、胃がんの症状と思われる自覚症状や、クリニックの受診で人生初めてとなる胃カメラの検査をおこなったことなどを書きました。


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といっても、当の本人に至ってはいまだ「事の重大さ」に気付いておりません。何しろ、自分の体調不良は「がん」と関連付けるような思考回路に作られていない訳ですから。「喉のつかえ」以外はまったく元気そのもの、ということも関係してたのかも知れません。


風邪を引き、高熱が出れば具合が悪くて動けなくなるけど、胃がんにはそんなこともない。これが胃がんという病気の恐ろしいところ。あからさまに胃がんと疑うべき自覚症状を感じた時は、すでに手遅れだったんです。

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まさか、胃がんと知らずに某警察病院での精密検査

クリニックの紹介で精密検査に訪れたのは、某警察病院。すでに検査の予約が入ってたので、初診の手続きを済ますとそのまま検査が開始された。

病院選びで異なる「がん治療」は「ブレーキの壊れたダンプカー」

この病院では、血液検査MRI胃カメラをやった。最後の胃カメラは、今でも悪夢に出てくることは以前の記事に書いた通りです。

「ギクッ!」突然、人生初めての胃がん宣告!

検査の1週間後、結果を聞くための診察。初めて医師に会った。前回の検査に引き続き、母親と兄が付き添っている。


順番が来て、全員で診察室に入ると、若い外科医が座っていた。

病院選びで異なる「がん治療」は「ブレーキの壊れたダンプカー」

軽く挨拶を交わし、椅子に腰掛ける。すると、何のためらいもなく外科医が話し始めた。


医師「Mさんね。先に結論から言いますと、あなたは胃がんです。」


医師の一言にギクッ!としたのを覚えている。

医師の胃がん宣告は「ブレーキの壊れたダンプカー」だった…

医師胃がんと言ってもね。かなり進行して巨大な大きさになってしまい、転移もしています。」この瞬間が、自分と“”との初めての出会いだった。人生において、最初に“”という言葉が脳にインプットされた時でもあったのです。例えて言うなら、聞き慣れない英語の新しい単語を教えられた時に良く似ている。


医師「Mさんね。これは一刻をあらそう深刻な状態です。すぐに手術をおこないましょう。来週に入院と手術の予約を取ってあります。」


??( ̄◇ ̄;)なにぶん、新しい英単語を教えられてるのと同じ。フワフワして実感が湧かず、頭が付いていかない。

病院選びで異なる「がん治療」は「ブレーキの壊れたダンプカー」

まくし立てるように医師の説明は続く。医師「実際にはお腹を開けてみないと何とも言えないけど、は全部取りましょう。転移してる食道も少し取って、まわりのリンパ節も綺麗にします。念のため脾臓も全部取りますね。脾臓がなくても体に影響はないですよ。しかしね、もしすい臓にまで転移してたらそれも切ることになるけど、それは手術してみないと分かりません。もしすい臓を切ったら、後遺症でリウマチになることは覚悟して下さい。」


胃を取って、リンパ節?脾臓って何だ?( ̄◇ ̄;)すい臓ってヤバいんじゃ!?何だよリウマチって…。


医師「手術のあとは1年間、抗がん剤治療をやりましょうね。胃は全部取っても大丈夫ですよ。ただし、舌が濃くなりますけどね。」医師の説明はまるで「ブレーキの壊れたダンプカー」のようだった。

国立がんセンター中央病院への紹介状

胃がん”という、生まれて初めて耳にした英単語のような言葉に頭がついていけず、言われたことに実感が持てない。首を縦に振ることが出来なかった。


私は恐る恐る「少し考えさせて下さい。仕事のこともありますので…。」とか何とか答えた。医師とにかく、一刻を争いますから。早めに決めて下さいね。


この医師はなぜこんなに急いでいるのだろう。未だ自分の置かれた状況に実感が持てずにいた。これが胃がんの恐ろしいところだ。体自体は元気そのものに見えるのも影響してるのだと思う。実際の体の中は癌が“カビ”のように増殖しまくっているというのに…。


その後、いろいろ調べてみる。医師が言ってることは正しいのか?胃がんについて、この病院の手術実績は?私の胃がんの進行度は?等々。

調べた結果、某警察病院の胃がんに関する手術実績はほとんどなかった。新しく出来たばかりだったせいか?全国の手術実績ランキングを見ると、国立がんセンター中央病院という所が群を抜いている。


あの若い外科医が手術を押し売りのように言って来たのがどうも信用できない(汗)セカンドオピニオンという言葉も知った。ともかく、事が重大なだけに、ひとつの病院だけで判断するのはなかなか決断できないものです。

そこで、紹介元のクリニックへ行く。「がんセンター」への紹介状を書いてくれとお願いしたのです。医師は、「わかったわかった。何でも書くよ」と言い、すぐ作ってくれた。

病院選びで異なる「がん治療」は「ブレーキの壊れたダンプカー」

紹介状を元に、築地の国立がんセンター中央病院に電話した。紹介状があるので、そちらで治療を受けたい旨を伝える。しかし、用意してもらったのは病院→病院への紹介状。医師→医師への紹介状がないと駄目だと断られた。


あのクリニックのヤブ医者め…仕方ないので、警察病院の医師に電話。がんセンターに行きたいのだけどと伝えると、かなり不機嫌そうだった。


しぶしぶと医師は会話を続ける。「がんセンターには、東大医学部で一緒だった僕の先輩がいるから、紹介状を作ってあげますよ。


本当に幸運だった。翌日、警察病院で紹介状と診療情報を受け取り、がんセンターへの初診予約を入れた。警察病院とはここで縁が切れ、“がんセンターとの長い付き合い”が始まることになった。


なお、この間いろいろあったが、仕事は休まず毎日深夜まで働いていたのは言うまでもない。


初診でがんセンターを訪ねる。提示された治療内容は、警察病院とはまったく異なるものだった

がん治療におけるセカンドオピニオンの難しさ…

病院選びでガラリと異なるがん治療”には唖然とさせられた。


巷では“セカンドオピニオンの重要性”が提唱されるけど、「言うは易く行うは難し」とは良く言ったものだ。


A・Bという異なるがん治療を提示されても、決定するのは何も分からない患者の自分自身。初期のがんなら病院ごとで治療内容がかけ離れることもないのでしょうが、私のように手遅れの状態ではそうでもないらしい...。命にかかわる人生の重要ごとで、ふたつの中から正しい治療選択などを“素人”の自分が簡単に出来る訳がないと思わされたのです。


私が最終的に選んだのは、がんセンターでの治療でした。しかし、ガッツリと抗がん剤治療をやった結果が今の自分。果たして、自分の治療選択は正しかったのでしょうか?!

癌の早期発見で一番大切なのは日頃の「定期健診」だと痛感

病院選びで異なる「がん治療」は「ブレーキの壊れたダンプカー」

いずれにせよ、病院選びが終わればその病院ごとの治療方針に基づき「ブレーキの壊れたダンプカー」のように一気に進むがん治療。癌は「病院選び」の大切さもさることながら、まずはこんな事にならぬよう、“日頃の定期健診の重要性”を改めて痛感する次第です。

胃がんの手術後5年9ヶ月7日目

朝の体重46.7kg。目が覚めると、絶不調。低血糖、歯茎と足の痛み。熱のためか寒気もひどくて食事をする気力がなかった(汗)

つづく歯茎の痛み

午後は作り置きのカレー。

病院選びで異なる「がん治療」は「ブレーキの壊れたダンプカー」

食べられそうに思ったが、歯茎が痛くて噛めない。ほとんど残した(汗)

胃全摘後に要注意なインスタントラーメンを食べて終わる

晩ごはん。依然、歯茎の痛みが治らない。

病院選びで異なる「がん治療」は「ブレーキの壊れたダンプカー」

やむなく、柔らかくなるまで煮込んだインスタントラーメンでごまかした(汗)


最悪な体調の1日だった。

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