ゆうらり Happy Smile
人生はじめての「国立がん研究センター中央病院」大勢のがん患者に唖然!

人生はじめての「国立がん研究センター中央病院」大勢のがん患者に唖然!

ステージ3B-多発性高度リンパ節転移胃癌
2018/01/14
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「人生はじめての国立がん研究センター中央病院」「胃がん宣告」を受けた私の心境 前回の記事では、私が人生ではじめてがんとの関わりを持つことになった胃がん宣告のはなしをしました。の画像

「胃がん宣告」を受けた私の心境

前回の記事』では、私が人生ではじめて“がん”との関わりを持つことになった“胃がん宣告”のはなしをしました。


38年生きてきて、自分に突然舞い降りた“がん宣告”という人生の一大事。映画やテレビドラマの影響なのか、がん宣告というと、その場で泣き崩れてしまったり、あまりのショックに気を失ってしまったりという光景が真っ先に思い浮かぶものですね。これって本当なのでしょうか?私に限っていえば、ほとんど嘘でした。

「人生はじめての国立がん研究センター中央病院」突然、「あなたは癌です」と言われても、私は今までがんとはまったく無縁な人生を歩んできましたから...。胃がんで父親を亡くしはしましたが、それは私がまだ11歳のとき。何かない限り、かすかに記憶の片隅に残っている程度なものです。の画像

突然、「あなたは癌です」と言われても、私は今までがんとはまったく無縁な人生を歩んできましたから...。胃がんで父親を亡くしはしましたが、それは私がまだ11歳のとき。何かない限り、かすかに記憶の片隅に残っている程度なものです。

「人生はじめての国立がん研究センター中央病院」警察病院で胃がん宣告を受けた瞬間はギクッ!としましたが、ひと通りの説明を受けたあとはとりあえず頭を切り替え、そそくさと会社に戻って普通に仕事を続けたのです。の画像

その後、私の精神状態って、どうだったのでしょうか?


警察病院で胃がん宣告を受けた瞬間はギクッ!としましたが、ひと通りの説明を受けたあとはとりあえず頭を切り替え、そそくさと会社に戻って普通に仕事を続けたのです。

人の判断を誤らせ、軽視させる“がん”という病の恐ろしさ

なぜこんな事が出来たのか?それは、“がん宣告”というものにまったく実感が持てなかったからです。


普通の病気のように、症状が悪化し、瀕死の状態になってからがん宣告を受けるのなら、それなりに深刻に受けとめるのでしょうが…。何ぶん、体のほうは元気そのもの。私にとって、がん宣告は苦手な英単語を無理やり教え込まれたような感覚だったのです

「人生はじめての国立がん研究センター中央病院」人の判断を誤らせ、軽視させるがんという病の恐ろしさ なぜこんな事が出来たのか?それは、がん宣告というものにまったく実感が持てなかったからです。普通の病気のように、症状が悪化し、瀕死の状態になってからがん宣告を受けるのなら、それなりに深刻に受けとめるのでしょうが…。何ぶん、体のほうは元気そのもの。私にとって、がん宣告は苦手な英単語を無理やり教え込まれたような感覚だったのです。の画像

体内では手遅れなほどに増殖し、転移し続けるがん細胞とは裏腹に、自覚症状もなくピンピンしている自分の体。おかしいのは、食事の際に食べものが喉に詰まることだけ。人の判断を誤らせるこのギャップが、ついつい軽視してしまいがちな“がんという病の恐ろしさ”なんだと思います。


自分自身がこんな有り様でしたから、職場の経営者に「胃がんの宣告を受けました」と報告しても、まともに信じてもらえなかったようです。今後のことをじっくり考える余裕すら作れず、毎日深夜までのサービス残業が続いたのです。

「人生はじめての国立がん研究センター中央病院」自分自身がこんな有り様でしたから、職場の経営者に「胃がんの宣告を受けました」と報告しても、まともに信じてもらえなかったようです。今後のことをじっくり考える余裕すら作れず、毎日深夜までのサービス残業が続いたのです。の画像

その間は仕事に追われ、思わず“がん”のことを忘れてしまう時さえある始末(汗)悲しみどころか、涙ひとつさえ出ませんでした。しっかりと今後のことを悩み、考えなきゃならない時期。本当に無謀で危険なひと時を過ごしていました。

初めてのがんセンター

そんな中、がんセンターの初診日がやって来ました。


この日も母親と兄が同行。最初に初診の手続きを済ませ、警察病院から預かった診療情報も渡す。その後は、がん研究への協力などの同意を求められたり、いろんな説明を受けたりもしました。


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大勢のがん患者を初めて目にし、唖然とする

続いて、診察室の前で順番待ち。待合室はもの凄く大勢の患者さん達でごった返してました。

人生はじめての国立がん研究センター中央病院 診察室の前で順番待ち。待合室はもの凄く大勢の患者さん達でごった返してました。の画像

ちなみに、このがんセンターは“がんの特定機能病院”という所。全員、他の病院でがん宣告を受け、がんセンターの医師と面識のある医師からの紹介状を持参できたがん患者のみが来られる場所。よって、患者数はもっと少ないようなイメージを持っていた。


そのイメージが一瞬で覆されるような“大勢のがん患者”を初めて目のあたりにし、「癌の人って、こんなにたくさんいるのか!」と思ったら、自分の無知ぶりが恥ずかしくなった。


世の中が進化し、“情報社会”なんて言われている。そのおかげか、知りたい情報は何でもネットで簡単に調べられるようになった。その結果、中身の薄い情報を知っただけなのに、さも自分が何でも知っているかのように錯覚さえしてしまう。


実際はどうだろうか?人間なんてものは所詮、じかに目で見たり、実際に肌で経験してみないと、ネットや人から伝え聞いた知識なんていざという時は何の役にも立たないことがわかった。

人生はじめての国立がん研究センター中央病院 待合室ではずいぶんと待たされたが、まわりを見渡すと若いのは自分だけ。何だか少し違和感を感じていた。の画像

待合室ではずいぶんと待たされたが、まわりを見渡すと若いのは自分だけ。何だか少し違和感を感じていた。

海外出張中の主治医に一抹の不安

名前が呼ばれ、診察の順番がやってきた。どんな事を言われるのだろう…。緊張の一瞬です。


診察室に入り、軽く挨拶。すると、紹介された主治医は海外出張中で、代わりに別の医師が対応してくれた。


〇〇先生からの伝言ですが、警察病院の〇〇医師から話しは聞いてます、と。日本に戻ったら改めてお話しを聞かせてもらいます。

人生はじめての国立がん研究センター中央病院 診察室に入り、軽く挨拶。すると、紹介された主治医は海外出張中で、代わりに別の医師が対応してくれた。「〇〇先生からの伝言ですが、警察病院の〇〇医師から話しは聞いてます、と。日本に戻ったら改めてお話しを聞かせてもらいます。」の画像

海外出張だなんて、どういう事だろう…。紹介された医師って、とても偉い人なのかなぁ。

いつも世界中飛び回っていたら、ちゃんと自分のことを治療してもらえるのだろうか?


一抹の不安”をおぼえながらこの日は終了。次回、主治医がいる日に予約を入れてがんセンターを後に。その後、仕事に戻って深夜まで働いたのはいうまでもありません。

胃がんの手術後5年9ヶ月8日目の食事

朝の体重47.1kg。


歯茎の痛みはいっこうに引かず(汗)痛み止めの薬がなくなってしまったが、歯医者に行きたくないので我慢している…。

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朝ごはん。食べものが噛めないので、スパイス効かせた水餃子スープだけ食べた。

昼ごはん

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すすって食べられるカレーそばを食べました。

コロコロ餅の焦がしマヨネーズ

晩ごはん。夜半にかけて歯茎の痛みは増す一方(汗)何も口にしたくなかったけど、無理して食べることにしました。

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フライパンに餅を置き、マヨネーズをかける。

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裏返しながら、両面に焦げ目がつくまで焼く。

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この、コロコロ餅の焦がしマヨネーズという食べ方が巷で人気らしい。

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ちょっと焼き過ぎたか!?見た目は悪いけど、中はトロトロ。ワサビを付けていただきます。

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里いものカレー煮と一緒に。


マヨネーズで焼いただけの餅ですが、これは病みつきになりそ…(汗)焦げたマヨネーズの香ばしさが美味しいです。


しかし、餅は歯に挟まりやすい。この後、疼くような歯茎の痛みで延々と苦しみました…。

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