今回は、おからご飯の作り方について。実は、僕が愛読する料理本『ひと月1万円! 体にやさしい 昭和のシンプル食生活』の中に、炊飯器を使って簡単に作れる「おからご飯レシピ」というのが紹介されていまして…。
このレシピ本によりますと、おからを入れてご飯を炊くことで、シットリとした味わいになるのだとか。何だか美味しそうなので、いつか試してみようかな?と思いつつ、とある事が気になって今まで作らず仕舞いのままでした(汗)
そこで、前回の記事に引き続き「おからレシピ」の続編を。
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「おからご飯」を実際に作ってみたところ、とても簡単に美味しく作ることが出来ました。おからご飯のレシピや、食べてみた感想を書き記しておきたいと思います(^^)
おからには、整腸作用を促進する食物繊維が豊富に含まれているので便秘の予防にもってこいの食材です。おからダイエットに興味がある女性はもちろん、糖質制限や血糖値スパイク、胃癌の手術で胃を切除した後の食事にぜひ活用してみて下さい。
僕が今まで「おからご飯」を作らずにいた理由
「ご飯を炊くとき、おからを20パーセント入れるだけで、しっとりとした味わいになります」
レシピ本に書いてあった上の文章。これが、今まで「おからご飯」を作るのに躊躇してしまった理由でもありました。
「20パーセントのおからって、ご飯を炊く米粒の割合?それとも、炊き上がったご飯の占有率で考えるのかしら?」
最初にご飯を炊くとき、入れる米粒の20パーセントだと、おからの量がやけに少なく感じてしまったんです。流石に、そんな少量だけで「おからご飯」と呼べるに相応しい料理が仕上がるのだろうか?
だからといって、フンワリと炊き上がったご飯をイメージしつつ、その内の20パーセントにおからを含めるとするならば、どうすれば良いのだろう?果たしてどの位のおからを入れるべきなのか?がサッパリ分からない…。
そんな事をあれこれと悩んでいるうちに、面倒臭くなって今まで作るのを躊躇していた、という訳です( ̄▽ ̄;)
おからご飯の作り方
ちなみに、レシピ本で紹介されている「おからご飯」の材料は次のとおり。
材料
- 米
- おから…20パーセント
- しいたけ
- しょうゆ…少量
- カツオ節…少量
とくに、レシピで何人前とかが書いてある訳ではありません。したがって、自分がおからご飯を食べたい分量だけ作る際の、基本的な割合を紹介しているのかと。
上の材料を参考にしつつ、僕が今回「おからご飯」を作るのに使用した材料は…
- 米…1合
- おから…米粒1合分の20パーセント位
- 舞茸…適量
- しょうゆ…少量
- カツオ節…少量
しいたけの代わりに、大好きな舞茸を使ってみました。米は1合分(炊飯用カップで1杯ほど)。炊き上がると、お椀で軽く3杯分のご飯になります。お一人様用を作る場合は、このくらいがイイですよね♪
おからは、米粒の20パーセントほど入れることにします。ただし、出来上がりがちょっと心配だったので、今回は炊飯器を使用せず、鍋で作ってみることにしました。
レシピ
まずは、洗い米した米1合を鍋に入れる。
続いて、米粒20パーセント位のおからを加える。
舞茸は、自分の好きな量で‼︎
しょうゆは、これを使用。少量を鍋に入れます。
カツオ節を適量入れる。
炊飯用の水を加える。水加減は、米の上1センチほど。
鍋を火にかけ、沸騰してきたら弱火に。
蓋をして、12~13分ほど煮立てます。
なんだか、とってもイイ香りが漂ってきました(゚∀゚)
火を止めて、蓋を外す。
ヘラを使い、底から具材を返してから
もう一度、蓋をして10分ほど蒸らします。
簡単!おからご飯の完成です(^^)
おからご飯を食べてみた感想
自分で作った「おからご飯」を実際に食べてみました。
食感は、ふんわりとしていて、まるで餅米を食べているかのような、しっとりモチモチ感。
レシピ本に書いてあったとおり、ご飯におからを加えることでシットリとした味わいになるというのは本当でした(゚∀゚)
それに加えて、ほんのり漂うカツオ節の優しい香りと風味が食欲をそそります。一緒に入れた舞茸がアクセントになって、とても美味しかったです♪
おわりに
おからは、高タンパクで低カロリー、低糖質。さらに、糖質の吸収を抑える効果があるとも言われています。
したがって、ダイエットや糖質制限にぜひとも活用して頂きたい食材です。
また、食事の際に血糖値スパイクでお悩みの方や、胃癌になった患者さんが手術で胃を切除した後の食事にもオススメ。
今回は、おからを米の20パーセントくらい入れておからご飯を作りました。米の糖質量が気になる方は、もう少しおからを入れる分量を増やしてみるとか、アレンジ料理にもぜひ挑戦してみて下さい。